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2019年05月03日07:09

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地域社会との関係


3人のうち2人は隣近所の方との付き合いがなく、地域社会との関係がますます希薄になっていることが、内閣府の調査で分かりました。調査での、近所付き合いの程度に関しては「付き合いはあるが、親しくない」との回答が49%です。

「全く付き合っていない」が16.5%だったのに対して、「親しく付き合っている」との回答したのは計34・4%で、1994年と1997年に行った調査の45.9%、42.3%と比べ、調査を重ねるたびに近所との付き合いを避ける傾向が強まりました。

年齢層別では、「親しく付き合っている」との回答が最も多かったのは70代の14.9%で、親しい近所付き合いは年齢層が低下するほど少なくなり、20代ではわずか1.9%だった。中高校生が夜中に集まり、騒いでいるのを見ても「注意する」のはわずか10.2%で、63.2%は「放っておく」と回答しました。

調査は国民の生活意識を探るため全国15歳以上の男女5000人を対象に行っています。近所付き合いが減少して、地域社会が崩壊するのでしょうか。だからこそ、近所付き合いを緊密にしていざという時には助け合う、助け合いの輪が大切だと思うのです。

昔、私の子供の頃は、近所で醤油や砂糖の貸し借りをして、自分の子供じゃなくとも人様に迷惑をかけることがあれば叱りとばす親父もいたわけです。だが、現在は冷たい世の中、冷えた心を持つ方が大多数になったわけなのだろうか。

近所付き合いは大切なもので、人が地域社会で生きるためには備えなくてはいけない事があります。それは、他人への思いやり、優しさ、愛などの感情、他者の痛みを感じる感性、自己を見つめ反省する能力、これらの訓練を、近所付き合いなどを通して備えなければならないと思います。最近の凶悪犯罪は、地域社会の気薄さが原因しているのだと思います。

自己中心的な言動に凶暴性が加わり、その責任を自分以外に向けることによって残忍な事件を引き起こす。犯罪は、自己中心的が主要因であることが次第に明白になっています。傍若無人さ、自分勝手な振る舞いに地域社会は無関心を装っているのです。

自己中心的な現象は政界、官界、財界のものを含め、日本社会のすべてに蔓延しています。政治、経済、社会、教育、ジャーナリズムも、我々、一般国民の生活も自己中心的人間が猛威をふるっているのです。善悪を見極める能力を備えさせる責任が今の我々に課せられています。それを行うのは家族であり、地域社会で助け合いの輪を築く義務を負うのです。

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