令和

　今日から新たな時代、「令和」が始まる…
　昭和天皇も平成天皇も、自然科学に深いお気持ちを持たれ、研究されておられた。昭和天皇は粘菌の標本を南方熊楠に寄贈されておられた。
　平成天皇は魚の研究をされていた。その皇太子時代、アメリカからブルーギルを持ち込まれたのはよく知られている。当時はまだ今のように外来種問題などあまり考えられていなかったし、食糧事情に貢献出来るとお考えのことだったろう。
　だが周知の通り、ブルーギルはブラックバスと並んで国内の生態系を脅かす存在になってしまった。
　陛下、もとい、上皇はそのことについて心を痛められておられた、という。
　この記事を読み、私は感動した。滋賀県で行われた「海作り大会」の場で、ご自身のお言葉で述べられた、というのだ。
次代を担われる、新天皇も、同じ志の方と存ぜられる。
　日本政府も、両陛下のお志に沿う政を行ってほしいものだ。
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