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2019年04月03日01:14

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タイムのリプレースエンド作りの続編!

■タイムのリプレースエンド作りの続編!

タイムのエッジから、タイムの最新モデルに乗り換えようとしているライダーから、スラムレッドe タップのレーシングケージでローギヤ34Tを使って、インデックス変速したいのだけどという注文が入りました。

マサローさんのスカイロンに続いてのリイプレースエンドの特別注文です。インデックス変速させることが可能なことは、他社製のリプレースエンドをベースに、タイムのリプレースエンドの形状に合わせて削り出せば、ハブ軸からリヤ変速機の上ピボットまでの距離を遠くできて、リスクを知って自己責任となりますが、作動させることができます。

つまり、フリーのローギヤの34Tや32Tのスプロケットの歯先と、リヤ変速機の上プーリーの歯先との間隔を遠ざけて、チェーンの噛み込みを解消することができます。そのほかにも、上ブラッケットに付いている取り付け角度の調整ネジによる調整も必要です。

さらに、プーリーケージの傾きにも関係するチェーンの長さの最適化の調整も必要です。アウターギヤとローギヤの組み合わせで、プーリーケージが引っ張られすぎない長さに、1コマか2コマの調整をする必要があります。

というわけでベースになるリプレースエンドをメーカーから取り寄せてもらい、今日2つ受け取りました。マサローさんのタイムの時はチェーンの噛み込み解消のアイデアに始まって、どうすればインデックス変速が可能かという実験を経て、結局リプレースエンドの削り出しという結論に2日で至りました。

今回はそのノウハウがあるので、加工の手順がわかっていたので、仕事場に必要な工具と素材を揃えれば、1個2時間ぐらいで仕上げることができると思いました。1本ボルト止めのタイムの純正リプレースエンドを用意しました。これと、手に入れたベースになるリプレースエンドのハブシャフトが収まるスリットなどの位置を合わせて、バイスプライヤーで2枚のリプレースエンドを固定しました。

リューターでタイムのリプレースエンドの形状に合わせて削り始めました。タイムのフレームのリヤエンドにぴったり収まるように削って仕上げます。大まかに削ってから、ほぼ2時間でリューターと金ヤスリでぴったりの形状に削り上げました。

2個目も作ってしまえと加工の作業を始めました。やはり2時間近くかかりました。固定ボルトを埋め込む穴には、2、5mmアーレンキーで回す皿ネジを採用しました。皿のヘッド部分がリプレースエンドに埋め込めるように穴の入り口をテーパー状に削りました。

ハブ軸からブラケット軸までの距離を5mmから7mm遠くできるリプレースエンドは、2個完成しました。フレーム側のカーボンエンドの穴に、リプレースエンドを固定するボルトをねじ込む、細かいピッチのネジ山をタップできる必要があります。

リヤエンドにソコソコの接着強度の接着剤を塗ってリプレースエンドを張り付けると同時に、皿ネジの固定ボルトにネジロック剤を塗って締め込んで、タイムのリヤエンドにセットする予定です。後は阪間メカニックがパーツアッセンブルしてくれる予定です。

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