mixiユーザー(id:12593070)

2019年04月02日02:36

203 view

走行テクニックトレーニングを21日に開催予定!

■走行テクニックトレーニングを21日に開催予定!

4月21日の日曜日の8時30分にショップへ集合のSRMは、走行テクニックセミナーを開催の予定です。いよいよツインリンク茂木で開催される、サーキットエンデューロの時期が迫ってきました。ロードレースのような、そうでもないような、不思議なライドイベントです。

時にはサーキットを走る見知らぬライダーの後ろに付いて風よけになってもらい、集団で走ることもあります。茂木に参加しないライダーも、ぜひ参加してみてください。スポーツバイクの基本的な走り方をレクチャーいたします。普段のライドもより安全に走れるようになります。

ベテランライダーも自分の走り方の確認のために参加してみてください。トレーニングの場所は北部工業団地の1、5kmの平坦な周回道路を予定しています。まずはロードバイクで安全に走るための、基本テクニックをトレーニングしましょう。

時速20km走行が基本になります。真っ直ぐな道路を真っ直ぐ走ること、安定した直角コーナーリング、後輪タイヤを滑らせない安定したブレーキング、2列の並走で安全に走る、1列棒状のドラフティング走行の安全な車間距離や先頭交代、集団走行での安全なコーナーリングなどを、2時間ほどかけてレクチャーしたいと思います。

まず、集団で走ることもあるサーキットエンデューロでは、自分自身が走行ラインを守って走ることが基本となります。一般道を走る時の基本テクニックです。真っ直ぐ走っているつもりでも、下を向いて前輪の近くの路面を見たり、前の走者の後輪をついつい見ていることがあります。

それが原因でフラフラ走っていることに気がつかないでいるケースも多く見られます。後輪に注目していると、前のライダーのさらに前で怒っていることが視野にはいりませんから、何かあった時の反応が遅れて、アクシデントに巻き込まれてしまう可能性が増大してしまいます。

私はそんなフラフラ走ったり、顔を下げて走ることはないと思っていても、顔を下げて前輪の5mくらい先を視野の中心にして、周りをボーッと見て走っていることがあります。はっきり見えている視野の中心は大丈夫ですが、その周辺を細かく認識できていません。

突然ライダーが視界に入ってきてびっくりして、接触したり、急接近したりで、パニックを起こしたり、適切に対応できないこともあるのです。真っ直ぐ走るのも、周りのライダーの状況を把握して走るのも、まずは顔を上げて、広い視野を確保することから始まります。

走っているときは顔を上げることを強く意識してください。50km、10kmと走りこんできて、疲れていれば疲れているほど、顔を上げて前を見ることを意識して、20mから40m先を見て走ることを心がけます。

トレーニング中に「顔を上げて」と声をかけられたライダーは、無意識のうちに顔を下げて近くを見ているので、特に注意してください。走行ラインをキープしているつもりでも、フラフラ走っていたり、周りを走るライダーとの安全な間隔を保てていない可能性があります。

集団走行中の前後の車間距離の調整は、ペダリングする足の力を緩めたり、ブレーキレバーを軽く引いて、ブレーキパッドを軽くリムに当ててスピードを落として、スピードを微調整して安全な間隔を保ちます。強くブレーキレバーを引いてしまうと、後続のライダーに追突される原因になります。怖く感じたら車間距離を2m以上開けてください。

顔を上げて前を見るのはコーナーでも同じです。下を向いて走っていれば、コーナーを曲がるラインもフラフラします。20mから40mくらい先、コーナーの頂点を確認して、顔を上げて、行きたい方向を見て、視野の中心を20mから40m先に置いてスピードをなるべくキープして曲がります。

コーナーに入ると自然にバイクは傾き、体もバイクと同じ傾きのリーンウイズになって曲がります。顔を上げて、20mから40m先を視野の中心で見ていれば、頭は路面に対して垂直を保たれて、体とバイクの傾きを把握して、コーナーリングのラインも一定のアールを描いて、走行ラインを安定して走れます。

一列棒状の走りは基本中の基本です。時速30kmで走っていれば、秒速7mくらいで前へ進んでいます。0、5秒あれば3m以上進んでいます。目で確認してブレーキングの動作をするまでに、だいたい0、5秒かかります。

20mから40m先を中心に見ていれば、現場到達までに2秒から4秒の時間を稼げて対応できるので、より安全に走れるようになります。1列棒状のドラフティング走行では、技量がわかっている人どうしでも、時速20km以上出ていたら後輪と前輪との間隔を1mから2m開けましょう。

空気抵抗の軽減という意味ではより前のライダーに接近したほうが有効ですが、前で何かあった時にブレーキングやハンドリングで、アクシデントを避けることができなくなります。一般公道を走るときは2mから3m間隔を開けて走るほうがいいでしょう。

隣に並走しているときは、40cmくらいの間隔を開けて走りましょう。コーナーでスピードを調整仕切れなかったり、バイクを傾けるのが怖いと感じたライダーの走行ラインが膨らんでくることもあります。そうなると走行ラインが交錯して接触も考えられます。

ただし、接近してきたからといってパニックを起こしては危険です。走行テクニックの基本やマナーなど、基礎を教わっていないでデビューしている人もいるので、思い通りの走行ラインを走ってしまうライダーもいます。2列で並走しながら周回して、隣のライダーが接近してきても、冷静に対応するトレーニングをしておく必要があります。参加をお待ちしています。


2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する