ディズニーアニメ映画の古典的傑作を、「シザーハンズ」、「アリス・イン・ワンダーランド」を手掛けたティム・バートン監督が実写化。
ストーリーは、オリジナル作品を踏襲しながら、コリン・ファレル演じる戦争で左腕を失ったホルトと、彼の幼い二人の子ども達のエピソードを交えながら描いています。
ティム・バートン監督作品の魅力は、暗い映像美とブラックなテイストですが、この作品では控えめです。
その「薄味」なところがバートン監督のファンには好き嫌いが分かれていて議論の的になりそう…。
某有名映画評価サイトでも、あまり芳しくないんですよね。
オリジナル作品も大ファンが多くいて、実写化作品には賛否両論分かれるところ。
正直なところ、映像を見ていて「現実的に無理があるのでは…?」と思うところもありました。
物理学の知識がある人なら「あの耳の大きさとぎこちない動き方では、飛ぶ為の揚力が得られない」と言いたくなるでしょうね。
「寓話」を科学的に考察して貶す事自体がナンセンス。
よく、ドラえもんの「タケコプター」は物理学的にありえませんよ!、と言って知識をひけらかす輩がいますがね、話が分かって無いんですよ。
伝えたい事は「もし、空を飛べたら」という発想。
作中で、サーカスの観客が固唾を飲んで呟いていたセリフ
「飛べ!ダンボ!飛べ! fly!DUMBO!fly!」
もし、あなたがそのシーンを見ていたら思わず共感して言いたくなるでしょうね。
オリジナル作品には無い、「ジャンボ奪回作戦」シーンが愉快w
春休みに家族連れで見に行くには、うってつけの娯楽作品。
面白かったw
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