mixiユーザー(id:6972928)

2019年03月13日22:02

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前向き不要

まだ個人ページからのポストフォームが機能しないままのFBで
一般タイムラインのフォームで無理からにでも投稿した記事の転載(苦笑)。

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青ブタ円板3巻、図らずも再生カルーセル状態(笑)、
しかも、2話目(8話)Bパートのみ。

https://ao-buta.com/bddvd/03.html

8話は双葉理央の分裂のオチの話で、
てか、双葉理央のサブストーリー自体は
わたし的にはセカンドオーダーの位置づけなのだが
(本筋にはあまり感じ入る流れではない、ということ)、
病院のロビーでの会話で梓川咲太の

> そんな前向きな生き方、疲れるだけだろ

ってのが、
わたしがこの一見薄そうな作品に入れ込む理由が

「あー、これなんだろうな」

と確認する次第になったため。

正直、青ブタって流れが出来過ぎなので、
逆にわたしが作品において重視する

「動的リアリティ」

から遠ざかる要因を多々含んでいる。
咲太と桜島麻衣とのかけあいだって
麻衣は学業的にも相当な優秀設定なのでナンなのだが、
麻衣とはこんなに頭のキレる受け答えができる咲太が
学校の成績ではあそこまで苦労するレベル止まりってのが
アンバランス設定。

直前の病室でも、倒れて意識回復して
「すっげー美人の先輩」といきなり切り出せる
頭のキレってのは
そんじょそこらの高校生レベルではない。
いちいち「クスッ」と嗤ってしまう絶品夫婦漫才満点だ。

だから、もっと違和感が先に立って

「ナンダ?こんな『わざとら』作…」

とこき下ろしていても良さそうなものなのであるが、
わたしに「限って」に近いことなのだろうが
「自分が嫌いでok」「そんなもんだと思って」
という

「諦め優先の存在で何が悪い?」

といった特定の性格向けで極めてちかしい感覚を得る。

作品の高評価は他にも
桜島麻衣が戦場ヶ原ひたぎに並ぶ程度の
わたしの理想的な女性像の1つであることもあろうが、
(※タイプはさほど類似ではないよ。
 戦場ヶ原は不器用に苦心しても寧ろ「前向き」なところ、
 [自分じゃない他人が自ら勝手に前向きであるのは歓迎する]
 麻衣は圧倒的な俯瞰力と最尤選択性に対照的な恥じらいのかわいさ。)
なにより咲太の存在の身近さが
この理央へのセリフであからさまに表現されているから。

つい先日、某御方に

「(御方ご自身とわたしが)よく似ていると思うんだけど、
何が違うんだろう?」

とかボソッと言われたのだが、
わたしにはもはや汎用の「前向き」さは欠片もない(断言)。
何らかのイベントの発生があって
その上でその場合の中での前方解法探索は厭わないが、
それは時の流れの当面の手段に過ぎず、
恒常的な姿勢としての「前向き」さはない。
因みに御方はしばしば前向きを表現されているので
露骨な温度差があるのは自明なのであった。
わたしも咲太と同じく「自分が嫌い」…
「嫌い」ってか「好きではない」に留めておこうかね(笑)。

加えて空気も読まない、迎合しないという思想ベースだから、
もはや最近はまず誰とも折り合わない、
相互理解に至ることもない、
距離も詰めきられることはない。
てか寧ろ先方が意図的に距離をとっておきたがるのは当然。

その立ち位置の妥当性、
というか「存在の」妥当性というべきかな?、
を、このストーリーは許容しているので
ずぶっと嵌って、沈み込めてしまうんだろう。

なんかこう、8話Bパートには
ループ再生しても飽きない安心感が見えるのであった。
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