2019年アカデミー賞 長編アニメーション部門作品賞受賞作。
今年のアカデミー賞は、作品賞がエンターテイメント性を重視した「グリーンブック」だったのには驚きました。
歴史的、政治的なテーマの重厚な作品が受賞するのが常だったのに、こんな娯楽的な要素が高い作品が受賞
更に驚いたのが、ディズニーとピクサーが常連だった長編アニメーション作品賞を、アメコミが原作の「スパイダーマン」が受賞…。
「アメコミが原作のアニメ」なんて、子供向けの幼稚なモノだと鼻で笑われていたのにね。
頭の固いインテリゲンチャの年寄り達…、もとい、映画に精通した教養ある審査員が、よくぞ選んだな…って思うんですよ。
映像が素晴らしい。
クライマックスのシーンで、劇場の広いスクリーンに広がる、ポップで華やかな色彩。
たくさんの絵の具でいっぱいのバケツをひっくり返したような鮮やかな色彩が楽しい!
映像の情報量が多いので、字幕を読むのが難しい。吹き替え版で見ることをお勧めします。
ニューヨークの街を縦横無尽に飛び回る「黒いスパイダーマン」の躍動感は格別です!
音楽は、基本的にヒップホップ。
現代的ですが、チラッとRUN DMCや、どこかで聴いたことがある’80年代の曲があって面白いw
あの曲の題名が思い出せない。サウンドトラックにも曲名が無い。・゜・(ノД`)・゜・。リック・アストリーのような気がするけど…。
ストーリーや構成は、トビー・マグワイア主演、サム・ライミ監督作品「スパイダーマン」シリーズをリスペクトしています。
この作品を見てからライミ版を見てみると、更に面白いかも?
スパイダーマンファンなら歓喜雀躍すること請け合いw
「アニメーション映画なんて…」と馬鹿にしている人には、是非劇場の大スクリーンで見てもらいたい。
現代のアニメーションの最新技術を駆使した最高の映像が見られる作品。
個人的にスパイダーマンのファンということもありますがw
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