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2019年03月08日03:01

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読書・女子会 at 荒木町

写真は順に
*誉田哲也「国境事変」(中公文庫)表紙
*四ツ谷・荒木町の焼き鳥屋「どろまみれ」にて
*「草鍋」完成の図

誉田哲也の人気シリーズ「ジウ」に登場する新宿署の東警部補。
最近読んだ同作家の「ノワール」(中公文庫)や「ルージュ」(光文社文庫)にも登場したので、今までタイトルだけ見て読まず嫌いだった国境事変を手に取った。
国境と聞いても島国の日本人にはあまりピンと来ない。
強いて言えば、南西諸島の島々に姿を現わす中国船や、北朝鮮に拉致された人が多い日本海側の各地域。
そういうことでやっと「国境」を意識するのかもしれない。
ああ、そういえば、私が生まれ育った大阪・鶴橋にも「国境」はあったか(;´∀`)
本作では東警部補が赴任している新宿署の管轄、そして対馬が舞台となる。
北朝鮮と深く関わる企業経営者の呉吉男とその弟に接近する脱北朝鮮人を軸に、
警視庁公安部と捜一の探り合い、さらには対馬に駐留する自衛隊を巻き込む事件はまさに事変と呼ぶべき事態。
残った家族を犠牲にしてまでも独り脱北した元北鮮の高級官僚・パク・デヨンは何を画策しているのか。
同じ北朝鮮人と思われるキム・イルドンはどうしてパク・デヨンと対立してしまうのか。
公安部が目指す国家の治安と、国民の治安を守る刑事のスタンスの違いは相容れず、同じ人物を追うのに協力し合えない。
双方に理ありで、簡単に「これが正しい」と一概には判断できない日本のシステムと弊害。
公安の川尻と捜一の東が両主役、準主役で対馬の巡査部長・桑島が活躍するが、私の気持ちは公安の川尻に吸い寄せられて行った本作。
東のねちねちしつこく目敏い能力は刑事としてとても大事なファクターだが、今回ばかりは同じ警視庁の中で半目する公安に肩を持ってしまったのだった。

久々の女子会
今回はマリアがチョイスした荒木町の焼き鳥屋どろまみれで。
いちいち美味くてサイコーな店だった。
お通しのシュウマイ、こんなの食べたことないって柔らかさとジューシーさ。
焼き鳥も美味かったが、何と言っても草鍋
比内地鶏のスープが絶品じゃ〜〜〜〜〜exclamation ×2
とにかくスープが旨すぎで、フライングしてスープばっかり先に飲んで、他の二人に怒られた(笑)。
シメは雑炊でv(´∀`*v)
しか〜し、2件目の居酒屋で呑み過ぎて、今朝は痛恨の二日酔い(;´Д`)
木曜日は鬼のパーソナル・トレーニング90分の日。
ウォーミングアップでリバースしそうになった…ヤバ谷園!
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