ピカデリーで田中桂と観てきた。
GOさんが見られなかった分も見る、って感じかな。
ここまでもそうだったが、「さらば」で勢いや情動でブワーッとやりきったお話しを、なんとかして理屈というか、説明というかでやりきろうと、面白い設定や旧作のキャラクターの意外な切り口などで挑んだ結果、それぞれを描かなくてはならなくなって、やることが多すぎて全体的に物足りない感じになってしまったような印象。結果的に、説明も言葉による説明が多くなって、説教臭い感じになっている。
そのせいで、各キャラの掘り下げも今ひとつになってしまっている。
とはいえ、それでもよくやりきったな、と感心したが。
不可解にヤマトが助かる部分を、大ネタの次元断層で……という辺りは、そのために用意したの? と驚いた。とはいえ、あんまりヤマトって感じのしないラストのどんでんではあったが。宇宙戦艦ヤマトはSFなんだ、と持って行きたかったのかな〜。
つまらなくはなかったが、2199のほうが好きだ。
まあ、もともとの「さらば」が、かなり強引で乱暴なアニメで、言うほど好きでもないんで、そのせいもあるとは思うんだけどね。
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