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2019年02月18日01:59

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辛口感想文&久しぶりの銀座ミーティング

写真は順に
*三越劇場「マクベス」チラシ
*オフィスコットーネプロデュース「夜が掴む」チラシ
*銀座・奥野ビルに集まったメンバー

2本の観劇日記はいずれも辛口観劇日記。
本当にどちらも古臭いぞexclamation ×2
…だって、しょうがないじゃないかぁ…そう思ったんだものふらふら

俳優の横内 正さん座長で演出のマクベスだが
「さっちゃん」こと棚橋幸代さん、俳優座の加藤 頼くんご出演ということで、芦屋からTakaちゃんも観劇上京。
さてこの芝居、
久しぶりに「赤毛もの」という言葉を思い出してしまった。
その昔、西洋の演劇に対して使われた用語で現在は死語かも、だけど。
そんな昔の用語を思い出すほど、この芝居の演出は古臭かった。
今時、正面芝居のシェイクスピアとは。
演技も古い。
横内正さんはご高齢にも関わらずエネルギッシュで、その点に関しては尊敬しかない。
これは本当に大したことだと思った。
だけれども、横内さんがマクベス役なのは正直、無理がある。
ビジュアルと動きが老いてるでしょう、マクベスやるには。
加えて、多くのシーンでセリフに負かされる役者が多くて閉口。
マクベス夫人しかり。
セリフで強い表現が出てくると大声で「強い」セリフ回しをすることに専心するばかり。
ビギナーの役者が陥りがちな未熟な演技で、呆れるしかない。
横内さんの演出がそれを良しとするからなのか…わからんけども。
彼の世代で大俳優と呼ばれる役者は、大劇場で1000人以上の観客に訴えかけるように芝居をこなして来たのはわかる。
けれど現代においては、そのやり方だけでは目の肥えた観客に感動を与えることは出来にくいんじゃないかと思う。
演技も挿入曲の選択も「やり過ぎ感」が半端ない。
ブラームスの「第4」はまだいいけど、ホルストの組曲「惑星」まで…
知ってる限りの劇的な曲目選びをしたんじゃないかと底の浅さを感じてならなかった。
キャスティングもなんだかなぁ…
ダンカン王の長男・マルカム役、酷かった。
そして古い演技形態に染まり切った、けれど有名な俳優陣…客寄せパンダが必要なのはわかるけど、私には反面教師でしかなかった。

知人が二人も出演していたので観に行ったけれど、そうでなかったら絶対観たくない内容。
再演しても行かないからな、さっちゃん、そして頼くん。

夜が掴むの詳しい観劇日記はこちらから↓
https://bambi-yuuki.at.webry.info/201902/article_7.html

昨春の火の子の宇宙〜内城育子写真展〜」で使用した写真の保存と活用についてのミーティングのため、銀座の奥野ビル3Fへ。
今回も微力ながらお手伝い出来ればと思う。
まずは667枚の紙焼き写真のデータ化。
実は昨年の写真展準備中から提案していたのだが、今回、故・内城育子氏の生前のプール金を使わせていただけることになり、あらためて次のステップに進むことに。
次回のミーティングに向けて、各々準備です。
左から
皮膜彫刻家の吉江庄蔵、中央大学講師の尾形弘紀、元NHK「日曜美術館」Pの西松典宏の各氏。
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