mixiユーザー(id:65970702)

2019年02月09日20:33

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今と大戦の失敗の本質

当初から無謀と言われた
インパール作戦が人情論から
極めて曖昧な意思決定の下に
行われた。

失敗が明白になっても
作戦の立案実行を行なった中将の
ことを上官が慮って撤退が遅れに
遅れ甚大な被害を出して、
大戦史上最大の失敗となった。

川幅600mにもおよぶ橋の無い
大河と2000m級の山を越え
ビルマからインドにあるイギリス
軍の拠点インパールを3週間で
攻略する計画だった。
しかし日本軍はインパールに
誰1人たどり着けずおよそ3万人が
命を落とした。

補給の目処がつかない作戦に
3週間分の食糧しか持たずに
参加させられ、2ヶ月後にはもう
ほとんど戦える力も残って無く、
3ヶ月後には一万人が命を
落としていた。

中将と参謀達は何人殺せば作戦を
遂行できると、まるで虫ケラでも
殺すように人命の損失を話し合い
人命を軽視した。
ようやく作戦中止が決定されたの
はさらに一月後。

川幅600mにもおよぶ橋の無い
大河を含む400kmの撤退の間に
戦死者の6割が出た。
死体の重なる撤退路を兵士達は
白骨街道と呼んだ。

辺野古の埋め立て強行、
移民法、水道、F35購入など
先の大戦の意思決定のあり方を
彷彿とさせる。
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