あなたと歩く表参道並木道はキスの味君の温もりも抱きしめる君の初恋に嫉妬は禁物握り返した君僕と一緒の今が一番素敵初めて交わした甘い口づけ夢中で溺れた夏の日差しに白く輝いた頭を占めてたあの頃の君は可愛いいお姫様季節に沢山思い出も刻んだ
小春日和に誘われて表参道を二人で歩いた並木道が好きと彼女が言った初恋の人と歩いたと更に言ったウブな彼女のいたずらと思ったその人とキスをしたのかと聞いた僕もいたずらに少し手に力を入れた彼女は意地悪に笑って僕の手を握り返した美しい嘘空は青く抜け
幾度も幾度も桜の花を見て新緑を浴び木漏れ日を踏んだ繋いだ君の小さな手細い指が好きだった君の笑顔が明るく輝やく屈託の無さが好きだった触れる温もりふわふわと綿菓子甘さに手を伸ばして君を引き寄せた