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2019年01月27日21:42

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カプースチン 演奏会用エチュードOp40-3

ユジャ・ワンの新譜「ベルリンリサイタル・アンコール」
の中に入っているカプースチンのエチュードを聴いて
大変な名演だと思った。
(ニコライ・カプースチン 演奏会用エチュードOp40-3)
https://www.youtube.com/watch?v=sAhH5X5doLI

ユジャ・ワンは若手の中では一番じゃないかというくらいの
テクニシャンであるが、
チャイコフスキーやラフマニノフなどを聴くと
タッチの軽さが気になるのだ。

それが、カプースチンのエチュードだと
そういうことはまったく気にならずに
この曲の超絶技巧を楽しむことが出来る。

どんなピアニストでも向き不向きというのはあるものだ。

カプースチンの演奏会用練習曲(全8曲)は、自作自演盤が
2000年頃に日本盤が出て(録音は1970年代か?)、
主にアマチュアピアニスト達のあいだで
大人気曲となった。
アムラン盤(2004年、ハイペリオン)も出て、自作自演盤との
比較で、これも大いに話題になった。

あれから、もう15年も経ち、
この曲の人気はまったく衰えていないにも関わらず、
全曲録音のCDはぜんぜん出ない。

特に、日本のピアニストがこの曲を採り上げないのは
何故だろう?

横山とか、小川といった、腕自慢のピアニストたちに
カプースチンの練習曲をどんどん弾いてもらいたいのだが。

辻井伸行が、カプースチンの練習曲をリサイタルで
1番、2番などを演奏しているようだ。
全曲録音して欲しいが、どうだろうか?

ユジャ・ワンの演奏は、自作自演やアムランを凌ぐほどの
名演だが、やはり1曲だけでは物足りない。
ぜひ、全曲録音してもらいたいものだ。
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