今日、作品を見てきました。
平日にも関わらず、場内はほぼ満席。
普段映画館へ行かない知り合いも、この作品は見たいと言ってました。
木村拓哉の人気、恐るべし…。
先に苦言を申し上げるならば、問題点は2つ。
その1 作品冒頭の導入部が冗長。
そして、「ここで終わっていたら良かったのに…」と思ったところから、さらに続くラストシーンに興を削がれる。
この作品の上映時間は、約2時間半。
冒頭とラストの無駄なシーンをバッサリとカットしていたら、2時間強でまとまっていてスッキリしていたのに…。
その2 映像が雑。
カメラが左右に動くたびに、時々映像がボヤけるのは何とかならなかったの?
おそらくテレビの画面で見ていたら違和感がないのでしょうが、劇場の大画面で見ていると粗が目立って見苦しい。
そういうところを気にしなければ面白い。
ストーリーの主軸は、連続殺人犯の予告を受けた警察が、ホテルに潜入して事件を食い止めようとするサスペンス。
小説や映画で「グランドホテル形式」というものがあります。
「グランド…」は、一つの大きな場所に集まった様々な背景を持つ人達が出会う事によって、物語が展開してゆくという手法。
この作品も舞台がホテルということもあって、横軸となるホテルを訪れる一癖も二癖もある客達のエピソードが、見ていて飽きさせない。
勘の良い人なら前半で犯人の目星がつくと思いますが、「ホテル」を舞台に繰り広げられる人間ドラマの部分が面白くて、ついつい推理を忘れて見てしまいそう。
エンドロールを見ていて気づいたのですが、明石家さんまが出演していたらしいんですよね。
どこで出てきたのか⁈が、まったく分からなかった…。
分かった方がいらっしゃいましたら、教えてください。
面白かったw
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