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2019年01月17日23:06

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クリード 炎の宿敵

シルベスター・スタローン主演の名作「ロッキー」シリーズを見た人なら、必ず熱くなる作品!

主人公はスタローンが演じたロッキーのライバルであり親友だった、アポロの息子アドニス。

今回の敵は、アポロを試合で亡き者にしたイワン・ドラゴ、その息子ヴィクター。

2人の因縁の対決を描いています。



「ロッキー」シリーズを見ていた人なら、おそらくストーリーの展開は読めると思います。

明らかに「ロッキー 4」のストーリーを踏んでいることが見てとれました。

しかし、ストーリーに「家族の絆」が強調されていて、単なる復讐劇とは一線を画しています。

「ロッキー」はボクシングの試合の迫力あるシーンが見どころですが、「クリード」は試合の前後にある登場人物達のドラマが面白い。

注目すべきところは、ドルフ・ラングレン演じる因縁のあるイワン・ドラゴ。

彼はロッキーとの試合に敗れて、地位や名声、奥さんを失って落ちぶれてしまいます。
ちなみに奥さんを演じていたのは、ブリジット・ニールセン。
「ビバリーヒルズ・コップ 2」に出演していましたが、この作品でも登場。
ひさしぶりに見たw

復讐心の塊になった彼は、息子ヴィクターを徹底的に鍛え上げて、再びチャンピオンの座を取り返そうとします。

「ロッキー 4」では、冷血漢のとても嫌な奴でしたが、あまりにも惨めな彼を見ていると思わず応援したくなるんですよね。

それとは逆に、アドニスは、チャンピオンの座を掴んで幸せの絶頂にいます。

結婚して子供に恵まれて、どこか「失うことの怖さ」に怯えている…。

二人が表裏一体になっている構図に緊張感があって、いつ関係がひっくり返るのか?と思わずハラハラさせられますね。

もしかして、アドニスが負けると…、嫌な予感が脳裏をよぎります…。

「失うものが無い」野獣と、「失うことが怖い」チャンピオン、戦うとどちらが勝つのか?

ボクシングは体重で階級が違っていて、階級が異なる相手と戦うと、大人と子供が戦うくらいに違うそうです。

ヴィクターは、まさにバケモノ。背中のチャックを開けたら、ドイツの重戦車マウスが出てきそうなくらいに…(^_^;)



血生臭いボクシング、格闘技なんて嫌だと思う人もいると思います。

しかし、この作品は、「結婚」や「妊娠」にまつわる背景を是非見てもらいたい。

男が燃える「ロッキー」ですが、ヒロインの境遇は女性目線で共感できるのでは?

「妊娠」が発覚したシーンは、なぜか笑いが…w

狸は男子なので、あくまで想像ですが…。

面白かったw
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