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2018年12月23日01:07

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ライダー

平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER(映画)
(山口恭平監督)

最後の平成ジェネレーションズ観てきました。
20周年の集大成ということで、力が入った出来て面白かったですよ。お子様向けと言うより、大分おっさんホイホイ映画だった気もしますが、お子様も楽しめていればいいなあと。

以下超ネタバレ注意。「続きを読む」で。




以下超ネタバレです。
よろしいですね。

今回はジオウ&ビルドに加えて、電王・W・クウガが軸になることは事前に分かっていましたが、電王の扱いがかなり大きくて嬉しい驚きでした。
ジオウと同じく時間を旅するライダーということで絡め甲斐はありそうだと思っていましたけど、やはりデンライナーとタイムマジーンが並んで時間移動…と言うかタイムマジーンを救助してくれるところは感慨深過ぎましたよ。
そして、アナザー電王に対してがっつり本物の電王が対決する流れが嬉しいですよ。本来のジオウ本編の流れならアナザーライダーが出ればオリジナルは変身出来なくなりますが、「特異点だから大丈夫」ってことですね。
おかげで電王アーマーは無しになっちゃったようですが(果たして今後TVシリーズで入手するのだろうか?)、無しなら無しで構わないかなと。

電王の戦いも久々のモモタロス達の入れ替わり戦闘が楽しかったですよ。モモの相変わらずのチンピラ感溢れる戦い方が素敵です。
そしてそして、今回の映画の最大のサプライズ、良太郎登場は本当に劇場にどよめきが走って素晴らしかったかと。もう出てくれないかもと思ってましたしねえ。何故かウラタロスモードだったけどオッケーです。
(これについては最悪のネタバレが流れてたようで、自分もTwitterで一瞬名前が目に入った気がしたので嫌な予感がして即閉じたのですが、やっぱり本作のネタバレだったんですねえ; とりあえずマ○ナ○特○はブロックしました)
あと、オーナーも出てくれてよかったかと。
ところで、ジオウ、電王に加えてディケイドまで時間移動出来るわけで、時間移動出来る人が多すぎですな(笑)

イマジン・フータロスは今回の映画で極めて重要な登場人物…もとい登場イマジンでしたが、兄弟を助けようとしてくれてなんだか物凄くいい奴でしたけど、彼は何故助けてくれようとしたんですかね。
そもそも電王でのイマジンというのは、wikiって確認すると「未来からにやって来た人類の精神体が、人間のイメージ=記憶により怪人としての肉体を得た姿」という事で、元々は人間なんでしたっけ。
あの兄弟の未来での関係者とかだったのかなあと考えましたけどどうなんでしょうねえ。

4タロスや良太郎やオーナーに重要な立ち位置のイマジンまで出てと、超重要な役回りだった電王サイドに対して、ダブルサイドの方は…、期待していたのですけど正直ちょっと微妙な扱いだったなあと。
アナザーダブルは凄く気持ち悪く格好良い造形で良かったのですけど、正体が誰だったのかも分からず、ストーリーにダブル要素が絡む部分もほとんど無く、オリジナルキャストもほぼ無く(風麺マスターくらいか(笑))、
かなり残念ではありました。まあキャストについては主役2人が無理なら他の人達を…無理に出して入れる余地もない内容だったし、仕方ないかなと。
むしろ、オリキャスを絞った分、映画のストーリーとしてのまとまりは良くなっていた気もしますし。

ダブルアーマーについては、肩に付いている巨大メモリがロボ化するギミックに吹きました。ケータイ捜査官7に見えすぎて困ります(笑)
そしてメモリロボ2体と並んでのキックも面白かったかと。うん、いろいろ間違ってる(笑) 「さあ、お前の罪を教えて?」もソウゴのダサさに笑いました。

ダブルが今回メインの1つに選ばれたのは、クウガと合わせて平成1期と2期の第1作目だからってことですかね。
クウガについては未見だったのであまり語れないですが、オリキャス無しはこちらも仕方ないんですかね。
アナザークウガはなかなか気持ち悪くて虫でいい感じでした。クウガアーマーは、ロボで戦っていたのでほとんど等身大での印象が無いのが残念ですが。

ダブルの要素がほぼ無いと言いましたけど、ウォズが突然「星の本棚」を使ったのには吹きました。何故ウォズがと思いつつ、ウォズのキャラなら変な納得感がありますねえ。
そしてウォズは、別世界にまで付いてきて、ダブルアーマーを祝ってくれるところに吹きました。ブレないなウォズ!

ジオウとビルド勢は、記憶が飛んでしまう描写がギャグ風に描かれたりして面白くはありましたが、ジオウ側はともかくビルド側の記憶があったり消えたりするのは切なさがありました。
ヒゲがカスミンの事を知らない奴と言って去っていくところとか心が痛いですよ。カスミンはかなり長いこと記憶を保ってくれましたけど、やっぱり途中で忘れてしまうのが切ないですねえ…。
ビルド最終回の後は、戦兎達はあの後nascitaに通ったりして、記憶は無いとしても美空や皆と仲良くなることが出来たのだろうかと妄想したりしたのですけど、そこを否定されたようで哀しかったですよ。
そして、今回映画のラストでは、カスミンもヒゲも美空も、多分また記憶は無くしてるんですかねえ…。
とりあえず、Vシネの「仮面ライダークローズ」がどういう扱いになるのかに注目かなと。
今回の映画で万丈がバカだったのは安心しました。

ところで、結局のところビルド本編とジオウとの繋がりってどういうことになるんですかねえ。一応ソウゴは万丈にTV本編で会った「未来人」だと言って通じてましたけど。
今回の話がジオウ1〜2話から繋がるなら、戦兎は「葛城巧」の名前になっていたはずだし、そもそもビルドに変身出来ることも無いはずだし、ビルド本編での戦いの記憶が残っているのもおかしいのですけど、その辺はフータロスのおかげだったんでしょうか?
映画のラスト時点の戦兎はちゃんと「ビルド本編の記憶を持つ戦兎」でしたけど、今後どういう扱いになるのやら。…単純にジオウに出る他のライダーはパラレルですと言えれば簡単なんですけどねえ(^^;
まあ考えても仕方ないですけど。

他のライダー達についてはライダーとしてのみの登場でしたけど、ライブラリ音源だけでなく、何人かは新たに声を当てられていて嬉しかったですよ。
キャストとしての登場は無しでも、各ライダーらしい戦いっぷりを頑張って描いてくれていると思えたのも良かったんじゃないかと。

今回のメインの兄弟は、変わった歴史では20年仲良く卒業することなくライダーを見続ける事になるわけですね。いい話だ…(笑)

そう言えば、例年だと映画の最後に「この先出る追加ライダー」紹介があったりしますけど、今回は無かったですね。まあいいか。
ともあれ、何のかんの言いつつも楽しめるよい作品でした。
来年からはどうなるんでしょうねえ。…次の年号が「魔王元年」とかだったらどうしよう。(無い)
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