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2018年12月19日02:17

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旅で読んだ本と機内映画

写真は順に
*恩田陸「エンドゲーム〜常野物語〜」(集英社文庫)表紙
*誉田哲也「月光」(中央公論新社)表紙
*佐藤信介監督「いぬやしき」(東宝)DVDジャケット

エンドゲームではいきなり「裏返す」という言葉が出てくるが、前2作を読んでないときっと最初はなんだかわからない。
しかし、過去作を読んでいる自分も「裏返す」意味を取り違えていたよう。善悪の戦いではなく種族間の争いだったとは。いささか期待を裏切られた。

久々の誉田哲也「月光」はやはり読ませてくれるが、残酷。
昭和の女子高生コンクリート事件の被害者を思い出す。
被害者の妹が主人公、姉の決意の崇高さに心打たれて残酷さが浄化されたよう、少し救われる。

いぬやしき」はコミック(講談社)で『GANTZ』の奥浩哉氏が原作。冴えないサラリーマンの大変貌から黒澤明監督の「生きる」を少し思い出す。

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