先程、無理やり4本目を作り出した際に「既に1本ネタはあったはずだが」と思っていたが、そろそろ寝ようかと色々整理していて見つけた。
少し多い気がするが、この5本を仕上げる事が出来れば、単独6位に入れる。
最悪、1本仕上げても単独7位。
正直なところ、5本はキツイ。
そしてバカな事をした為に、生活もキツイ。
しかし、思っていた。
一番、自分がすげぇなと思えた時は、ギリギリの所で戦い続けた時だ。
何とか地獄を潜り抜け、泣きそうになりながらも、挫けそうになりながらも越えてきた。
討ち死にという事もあった。
でも、それでも歩み続けた。
正直、自分が本当にへし折れたのは公演中止じゃないと知っている。
追われる恐怖から解き放たれた時、空虚だったのだ。
ただ、茫然としていた。
ずっとじゃないけれども、どこか上の空だった。
何かが欠落した。
それは強く感じていた。
抑圧からの解放が、自らの闘争本能を減退させたのだ。
本当は何ももっちゃいないのに、目標すらあやふやなのに、安心し安堵していた。
枷を外された哀れな虜囚は、どこでも行けるというのに、どこにも行けなくなった。
いや、行けない事を身に染みて味わい続けて、行き方を、行き先を忘れてしまったのだ。
悲しいかな。
いろんなものをその手からこぼしても、生き続け、許された時、その手には何も無かったのだ。
いや、あった。
が、見えなくなっていた。
見る気もなかったのかもしれない。
見たくもなかったのかもしれない。
多分、どこかで救いよりも途方にくれていたのかもしれない。
今思うと少し悲しい。
辛いと思うし、絶望する。
その時と、今を。
だから、少しうれしくもある。
窮状に立たされれば立たされるほど、心は震える。
あの時、あの瞬間の感覚が残ってはいるのだろう。
ただ、忘れてはならない。
全ては自らの招き入れた禍でしかない。
一寸先は闇だ。
溺れる事で発露する能力に縋ってはならない。
乗り越える事で生まれる能力であってほしい。
だが、自らを顧みて、どうであるかなど答えられようか。
汝の愚かさを知りて、汝の行末を占うならば。
破滅しかない。
だから信じてはならない。
汝を。
信じるべからず。
それよりも、歩め。
茨の道を歩んで進め。
その道程こそが信じるに値する、誇れるものとせよ。
ならば揺るぐまい。
さすれば、変わるであろう。
必要なのは、艱難辛苦であり、死山血河を越える事。
汝に枷せよ。汝を鞭打たん。
そこで折れるなら、それが己と笑えばよい。
根拠なき妄信に救わゆるより、尊き事である。
挫折もまた糧也。
まぁ、それはなるべくしない方向でお願いします。
ん、誰に言ってんだ俺はw
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