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2018年12月18日00:40

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12月12日 「2001年 宇宙の旅」見る

本日は、歴史上もっとも偉大な映画を家で見てました。68年の名作中の名作で、その圧倒的、革命的な要素は、この映画を伝説的な物にしてます。
もう何度、見たか分からないのですが、テレビで放送されるとまた録画して見てしまいます。
折角なので、資料からこれを研究してみたのですが、眼が覚める驚きの事実を知りました。
実は、この映画は、「神」についての映画ではなく、「宇宙人との接触」の映画だったのです。
ネットで勉強してみると、驚きでした。
冒頭は、実は科学的な不自然さを感じてたのですが。
類人猿がモノリスに触れて、道具を手にして、敵の猿を殺して、その道具の骨が400万年の時を経て、衛星になったという解釈は、無理を感じてました。
道具を使える生物は人間だけではなく、他の猿も、鳥も道具を使えるからです。
でも調べてみると、この解釈は間違いなのが分かりました。
あれは、「キラーエイプ理論」という類人猿が進化する過程で、殺しの道具を得たから、他の生物に比べて進化した。その殺しの道具が、核兵器を積んだ衛星になった、というのが正確な描写だそうです。全く映画には描かれて無いので不親切ですが、ただの衛星ではなく、あれが核兵器を積んだ衛星であれば、解釈は納得がいきます。
またHALというコンピューターが狂うのですが、これは当時の最新の考えで、AIは感情を持つと狂う、という理論に基づいているそうです。
HALは、木星に行く本当の理由は木星探査ではないという事実を知っているが、乗組員に隠さないといけないといけない状況から、精神疾患になったところで、ボーマン船長のHALの停止という状況をリップで呼んで、対決の道を選んだのです。
これが本物の科学者のインタビューや、ナレーションによって説明されていたのを、監督が割愛してしまったので、説明が分からなくなってしまったそうです。

最大の謎は、最後は何のか。
これは、神との接触ではなく、宇宙人との接触だったのです。
宇宙人は人類の科学が、月まで到達するのを待っていて、木星への電波を発しました。
その木星で、モノリスに触れると、実はボーマン船長はワープしてしまったのです。
「スターゲート」と呼ばれる現象です。
で、その後、見たのが、星の誕生である超新星、その後に太陽系の誕生を見て、そのある惑星に降りた映像だったのです。色を反転しているので、気付かないですが、あれは惑星誕生までの宇宙人の説明だったのです。
そして、その後に、古風な部屋に招かれてますが。
実は、この間にモノリスと出会う類人猿のシーンが入る予定だったのが、冒頭に持ってきた為に意味が分からなくなってますが、これは宇宙人が人類の誕生までを視覚的に見せていたのです。
事実、このボーマン船長が古風な部屋に入った時に、宇宙人の笑い声が聞こえるそうです。
何とこの声を巡って著作権侵害で裁判になった時に、「これは宇宙人の笑い声です」という証言が出て、これは宇宙人が見つめているシーンだったのだ、という事実が分かったそうです。
この古風な部屋にボーマンが入った意味も分かりました。
これは宇宙飛行士だったボーマンの脳の中から最も歓待されているシーンを抽出した、宇宙人の歓待だったそうです。
ここでボーマン船長は自分の老いを見ながら、「スターベイビー」に生まれ変わったそうです。
映画は本当は、タイトルの「オデッセイ」というギリシャ神話に基づいて、このスターベイビーが地球に戻ってくるはずだったのですが、編集で切ってしまったので、訳が分からなくなってしまったという落ちだったそうです。

映画は、その時の感動や自分の解釈だけでなく、色々と調べるべきですね。
世界の映画を見ていると、その映画の作られた国の歴史や文化、政治状況や社会を理解してなかったら、分かりにくい部分があります。
色々と勉強して、映画の本質に迫る努力も大切だなあと思いました。
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