本日は、2009年の独逸の映画を見ました。
これはカンヌ映画祭のパルムドール作品ということで、既に過去に2回ほど見ていたのにも関わらず、何故か意味が分からない映画だったので、またダラダラと観てしまいました。
第一次大戦前の独逸の、地方都市で起こる犯罪のサスペンススリラーなのですが。
物語は最後まで明確に犯人を示しません。
何となく想像させるだけで、しかも時代は更に戦争に向かうので、うやむやに終わってしまいます。
この漠然とした、解決を見いだせない映画はしかし、嫌な余韻が強烈な印象を与えます。
娯楽映画ではありません、芸術映画です。
でも良く出来た、解釈が分かれる芸術映画を見たい方にお勧めだと思いました。
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