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2018年11月17日22:39

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ボヘミアン・ラプソディー

英国が誇る伝説のロックバンドQueen。

そのヴォーカル、フレディ・マーキュリーの半生を描いた伝記映画作品。



Queenの成り立ちや、インド系移民のフレディのスキャンダラスな半生、家族やバンドのメンバーとの関係を描いていた…、という意味で見応えのある人間ドラマ。

しかし、作品を通して見ていたら、音楽が満載のロック・ミュージカルのような高揚感があって、とても楽しいんですよね。

作品冒頭で、映画ファンならお馴染みの20世紀FOXのロゴが出てくるのですが、いつもの「パンパパーン!」と高らかに鳴り響く金管楽器のテーマ曲が、唸るようなギターの音に変わっていたところにニヤリw

次々と出てくる「キラー・クィーン」、「ボヘミアンラプソディー」などの楽曲の数々を聴いているだけで、気分はQueenが活躍していた当時へタイムスリップ。

Queenだけでなく、当時流行っていた曲もチラホラ流れていました。

タイトルにもなっている「ボヘミアンラプソディー」。

何度も音を重ねて作った多重録音のエピソードは知っていましたが、その収録時の風景が再現されていたシーンが面白い。


そして一番の見どころは、ラストのウェンブリースタジアムで行われたライブエイドのシーン。

約20分の当時のライブを、ほぼ完璧に再現しています。

当時のライブ映像はYouTubeにありますので、興味のある方は見比べてください。本当に凄い!

「DVDが出てから、お家で見ようかな?」と思っている人へ。

この作品の良さは、映画館の広いスクリーンと良い音響で鑑賞しないと分かりませんよ。

映画館のスクリーンをフルに使ったシネマスコープの大画面で見るライブシーンは、まるで自分が会場で見ているかのような臨場感!

ブライアン・メイのギターが唸る度に、ビリビリ震える劇場の空気!

映画館で最高の音響と言われるTHXで作品を鑑賞しましたが、聴いていて楽しい!

ライブシーンだけは爆音で鑑賞したいw




Queenは決して最初から成功していた訳ではなく、1stアルバムが出た頃は、本国イギリスではあまり人気が無かったんですよね。

そんな彼等がライブで日本を訪れた時、空港でたくさんの日本のファンに歓迎されて大感激!

お忍びでメンバーが東京タワーへ見学に行った時、子供達に取り囲まれたとか…w単に物珍しかっただけかもしれないけど…。

その後、日本から人気に火がついたとか…。ボン・ジョヴィも日本から火がついたんだっけ?

Queenの2枚目のアルバムのラストの曲「Teo torriatte 手をとりあって」は、彼等の日本へのリスペクトソング。

フレディ・マーキュリーが歌詞の一部を日本語で歌っています。

この作品の中でも、フレディが自宅で日本の振袖のような着物を着ています。

ほんの一瞬ですが、フレディの自宅の玄関に日本のお札が貼られていたのにはびっくりしたw


Queenのファンならもちろん、知らない人でも絶対楽しい作品!

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