mixiユーザー(id:3097688)

2018年11月09日00:23

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芸術の秋、実り多し

写真は順に
*総天然色痛快娯楽活劇 color child〈第22回本公演〉『セルフポートレート』チラシ
*劇団コマンタレブー第1回公演「5人のOJISAMA」チラシ
*第155回芥川賞受賞、村田沙耶香さんの「コンビニ人間」(文春文庫)表紙

セルフポートレートを中目黒のキンケロシアターで観劇
カラチャイは過去に劇場で2回、ライブハウスで1回観ているが、今回は出色、楽しんだ。
まさに痛快娯楽活劇、装置のない素舞台で演者が風景も作るユニークさが私が観たどの過去公演よりも際立っていた。
初日乾杯にも顔を出して、観劇仲間達と楽しく歓談。

5人のOJISAMA」は劇場MOMOで観劇。
おじさんたちの夢が過ぎますぞ!
世のおじさま達が勘違いしそうで怖い(笑)
キレイでスタイルの良い女優さんがたっくさんご出演、シーンごとにオシャレに衣装も変わって女子もウットリ。
女子…私ですけど何か?顔(サングラス)
農塚 誓志さんは今回も裏切らない面白さだけど、バーのアルバイト・あまぎ役の富田玲奈ちゃんがおじさんからのラブコールをあっさりぶった斬る所もナイス、こういうの、リズム感悪いと出来ないんだよねぇ。さすが。
ご出演の皆様、とても楽しませてもらいました。

コンビニ人間」は衝撃的だった。
私はこれからコンビニで真面目に働く人々を見かけるたび、この小説の主人公を探してしまうかもしれない。
人間というよりコンビニ店舗の一部となってバイト生活を送る中年女は異常だが、彼女の側から見える社会もまた歪だった。社会と個の関わりを考えさせられた問題作。
異常且つ象徴的とも言える生き方をする主人公に共感する部分は少ないのに、どうしようもなく惹きつけられた。
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