mixiユーザー(id:271631)

2018年11月03日20:04

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淵、溝

この件がそうだとは限らないが。

酷く追い込まれていると自分でも驚いてしまう物を持ち出している事に気がつき戻る事はある。
物とも限らない、行動全般に現れる。

そこまで追い込まれてみないと理解不能な事がある。
間違いなく間違いない様に行動しているつもりが、自分で愕然としてしまう行動をしている事がある。

「他人のバッグを持っていたが、なぜ持っていたかわからない」

窃盗の言い訳でなかったとしたなら、確かに心的トラブルを抱えていると思える。
本当に自分に何が起こっているのかわからない。
いわゆるパニック症候群ではない。
パニックが自分にも起こるのだと言う事を初めて理解する。
他人がパニックを起していた時の事を思い返し、こう言う事なのかと理解する。
それが起こっている時はどうにも抗えない。

その行動や行為が何に現れるのかも制御不能。
仕事のトラブルならまだ良い。
犯罪に出ない事を願うしかない。

その前に、そこまで追い込まない様にする事が大事だけれども、その追い込まれると言う事自体、自分ではどうしようも無い事ゆえに追い込まれてしまうのだろうけれども。
他動的な場合が殆どだろう。

普段、理性的な人間が本当に衝動としての殺人を犯してしまった場合の「何故こんな事を自分がしてしまったのだろう」は、殆どがこう言った状態なのだろう。
本当にそんな事をする気は無い心の持ち主にも拘らず。
ある種の自殺も。

そう言った淵、溝、は人間の心や人の世に確実にあって、出来るだけそこに落ち込まない様にする事。
けれどもこれはきっと椅子取りゲームと一緒で必ず誰かが落ちていく仕組みになっているのもこの世の中の様な気はする。
何故なら、欲望の代償を何処かで支払わなければならないのも世の中の常で、それは誰に負わされるかも特に決まっておらず、ある瞬間そこに居た人間が負わされているだけなのだろう。

もし、少しでも早く気がついたのであれば、全力で抜け出す事。
それでも、自分が抜け出せたと言うだけで、他の誰かが落ちていく事に変わりはない。

■電車内でバッグ盗んだ疑い、参院職員を逮捕 埼玉県警
(朝日新聞デジタル - 11月03日 17:20)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5360687
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