口付け

ねぇ、あなたのくちびるは
何でそんなに柔らかいの？

ねぇ、あなたの指は何でそんなに綺麗なの？

私の理性のネジが外れていくのが分かるんだけど、
多分
あなたにはわからないのでしょうね
あなたの美しさが
あなたを私のものにしたくて
私の本能が
私を獣にしていく

あなたにわからないように
私がどれだけあなたに壊されているのか
あなたが欲しくて、欲しくて堪らない　だなんで
言えるわけないでしょう？

お願い
私を好きだなんて嘘は言わないで
あなたはただ黙って
私の首を絞め続ければ良いの
だって私はそれだけで幸せだから
偽物の「欲」に溺れて
私はあなたの「物」になりたいだけだから

それはあなたの口に「嘘」をつかせるtemporaryな「愛」よりも
私は信じられるから




ほらおいで、、、
後悔なんてさせないから