「謝罪会見」
20世紀。といっても1990年代のことになりますが、「謝罪会見」と聞いてまず思い出すのが、1997年の「山一證券破綻」の時の、当時の野澤社長のあの有名な謝罪会見ですよ。
「社員は悪くありません( ;∀;)」のやつです。
とにかくこの90年代は、バブル崩壊後で金融機関の破綻が相次いだ時代でした。
21世紀に入ると、金融機関の破綻はほぽ聞かなくなりました。
ただ、その代わりといっていいものか…
「偽装」という共通のテーマでの「謝罪会見」が頻発することになりました。
挙げるとキリないですがね…
建築偽装問題…正式名称「構造計算書偽造問題」です。
2005年。元1級建築士の姉歯秀次氏が発端となって、次々と発覚したあの事件です。
元ヒューザー社長・小嶋進氏の件もそうでした。
次に挙げたいのが、「食品偽装問題」。
産地偽装やら賞味期限改ざんやらのあの問題です。
「白い恋人」に「赤福」にまで波及しましたからね。あの時。
そして2015年の、東洋ゴム工業による「免震ゴムデータ改ざん事件」です。
ニッポンの技術力は世界に誇れるものなのに…
個人の優秀な職人さんはたくさんおられます。ただ…
あまりに大企業が「偽装」ということに捕われることになった。
21世紀のこの18年はそういう世紀になってしまっているのかもしれません。
今回のKYBによるダンパー事件もまた相当これから尾を引いていくでしょうしね。
まさにニッポンの技術力の終焉…であろうと、ここでまとめさせていただきます。
日本は戦後73年。
経済的には非常に恵まれた国になりました。
ただ…精神的に荒(すさ)んだ人たちがあまりに増えてしまった…。
人の迷惑省みない、マナーですら守れない。
ハロウィーン関連で、渋谷区があれだけ口酸っぱく忠告しているのを少しは情けないと思いましょうよ。
ホント。人の気持ちに立って考えられない人がいかに増えたかということなんですよ。
少子高齢社会となり、労働人口はどんどん減っていく。だからこそ、外国人を雇うしかないのに、それに対して批判する人も多い多い…
結婚できないのは、子どもを作れないのは社会や経済に問題があるからだと言う人も多いですが…
では、戦後のベビーブームの時は、今より経済的に恵まれていたんでしょうか。
決してそんなことはないはず。むしろ今の方が恵まれているはずなのに、絶極的に、結婚、出産しなくなったのはなぜなのか。
あまり大きなことは言ってはまずいですが、「娯楽が増えたこと」だって一因にあると思うんですよ。
「テレビゲーム」のみならず、PC、スマホ、その他諸々の様々な機器を使ったゲームも、今は溢れていますからね。
では、最後にこちら。「歴史に残る記者会見」です。
「船場吉兆」、「小保方晴子」、「佐村河内守」、「野々村竜太郎議員」の会見集です。
驚くのが…後者の3つ。
歴史に残ることになった、「小保方晴子」、「佐村河内守」、「野々村竜太郎議員」の3つの3大会見が、実は同じ2014年の出来事だったということ。
「奇跡的すぎる」としか言いようがないですよ。コレは(-_-;)
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