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2018年10月24日04:18

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演劇の醍醐味

写真は順に
*東京アンテナコンテナ第16回本公演「サスライ7」PART4-結 ツイオク- チラシ
*流山児☆事務所『わたし、と戦争』チラシ

サスライ7は中野ザ・ポケットにて観劇。
早々と全ステージのチケット完売で今回見逃した方が多いかも…私はだいぶ前にネットで購入してセーフ(;´∀`)
表向きは全国を飛び回るヒーローショー、だが実は闇の犯罪を葬る真のヒーロー(には見えないのだが)という設定。
犯罪ブローカーとか謎のミスターKとか、色々あるけど、そんなことは問題ではない。
ひたすら面白い!ストーリーに関係なく爆笑の嵐。
モノマネ、時事ネタ、可笑しなキャラ、下平ヒロシさんとイジリー岡田さんとで突然始まる変テコなゲーム…キリがない。
面白過ぎて拍手しながらの大爆笑で疲れるわ(笑)
大入り満員、M列の前に補助席出てるの初めて見たわ、スゲ〜。
受付で坂東七笑ちゃん、客席で松村沙瑛子ちゃんに会う。
お二人ともシリーズの過去回に出演されている。
剣持さん、お疲れ様でした、千秋楽までお客様を大笑いさせ続けて下さい。
そうそうタカノハシアキラさんの前説、今日も面白かった!

わたし、と戦争
下北沢 ザ・スズナリで。
作・演出=瀬戸山美咲(ミナモザ)、新作書き下ろし。

もしも今生きている世界と並行する別の「今」があったとしたら…スティーブン・キングや村上春樹の作品なら2つの世界を行き来できるんだけど…そう願わずにいられなかった。
紛争地に派兵された経験のあるユリ、マキ、リョウジ。
戦地から帰還した3人はPTSDを引きずりながら、明日を模索する。
戦地に赴いた人間ならきっと…きっと世界中で起こっているはずだろう個々の心の崩壊と家族の懊悩が哀しい。
ユリ(林田麻里)の症状が予測を凌駕して痛ましかったのも印象的。
平和のための戦争なんて愚の骨頂だ、日本はやはり憲法を変えてはならないと改めて思った。
役者も演出も出色、今年観た中で一番かも。
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