ワシントン・ポスト紙CEOの異例のツイート

サウジアラビアの国際的ジャーナリストJamal Khashoggi氏がイスタンブールのサウジ領事館で殺害されたという情報を受けて、ワシントン・ポスト紙のCEO兼発行人であるFred Ryan氏がツイッターに異例の声明を出しました。
以下、概略ご紹介します。

「ワシントン・ポスト紙の貴重な寄稿者Jamal Khashggi氏がイスタンブールのサウジアラビア領事館へ入って一週間が経ちました。彼が領事館に入って行く最後の姿はビデオに残されています。その後彼が領事館から出て来たという証拠は皆無です。
われわれはトルコとサウジの両政府に彼についての情報とその所在について再三にわたり問い合わせてきましたが、満足な回答は一つも得ていません。
その代りに、彼がサウジ政府の冷酷な暗殺の犠牲になったという情報を得ています。
彼の家族ために、われわれは再度Jamal氏と彼の所在についての情報を要求します。
沈黙や否定や回答の引き延ばしは許せません。
われわれはあくまで真実を知らせるよう要求します。」
（Fred Ryan, CEO and Publisher, The Washington Post）