いかなる敵でも、わずか19秒で瞬殺する殺し屋を描いたアクション映画作品。
主演のデンゼル・ワシントンが、とにかくカッコいい!
前作は、読書が趣味で不眠症に悩まされる主人公(デンゼル・ワシントン)が、深夜のカフェで偶然出会った少女の危機を救う為に奔走するストーリーでした。
少女と主人公の何気ない会話のシーンが、年齢や性別を超えた親近感があって、見ていてとても心地よい。
親しくなった少女が危険に見舞われた時、主人公が自らの戦闘スキルを駆使して悪党達をなぎ倒す様は爽快!
例えば、ロバート・デ・ニーロ主演作品「タクシー・ドライバー」
当時世界最強と謳われていた拳銃、スミス&ウエッソン社製44マグナムを片手に、ロバート・デ・ニーロ演じる主人公が、少女が囚われていた売春窟へ殴り込みをかけるするシーンは、今見ても迫力がある名シーン。
CGは無し。まるで目の前で見ているかのような錯覚に囚われているような緊迫感。
もう一つ挙げるならば、ジャン・レノ主演作品「レオン」。
孤独な殺し屋が、少女を守るために警察署を襲撃するクライマックスのシーンは、どれだけの観客の涙腺を崩壊させたでしょうか?…。
さて、この作品。
ストーリーの縦軸は、ヨーロッパ各地で起きた殺人事件を主人公が追っているうちに、世界的な謀略に巻き込まれてしまうというサスペンス的な展開。
トム・クルーズ主演作品「ミッション・インポッシブル」のような、ド派手なアクションを期待するかもしれません。
そのような刺激を求める人には、前半部分は退屈かも…。
身分を隠して過ごしている主人公と、アパートの住民の日々を丁寧に描いています。
アパートの中庭に作った小さな畑を毎日手入れしている、ムスリムの女性。
絵を描くことが好きな、アフロアメリカンの少年。
生活のために麻薬の売買に手を染めようとしていた少年が、「絵を描いて食べていけるのかよ
」と、激昂して詰め寄る主人公が答えた一言は?
その何気ない描写が、見ていて楽しい。
クライマックスの「暴風雨の中で、主人公と「イコライザー」達が対決する」シーンにはワクワクしましたw
面白かったw
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