たまには経済ネタなんかも書いてみます\(^o^)/
株価の上昇の推移。興味本位でいろいろ調べてみました
17,000円台 2006年(年終値)
18,000円台 1999年(年終値)
19,000円台 1996年(年終値)
↓
22,000円台 1991年(年終値)
23,000円台 1990年(年終値)
↓
38,915円87銭 1989年終値
ざっくり「チャート」にしてみましたが、お分かり頂けますでしょうか?
「年終値」のみで調べているため、「月単位」で若干の誤差はあるかと思います。
日本の株価史上最高値を記録した「38,915円87銭」は、1989(平成元)年12月29日の「大納会」の時の記録です。
まさに「バブル」の絶頂期。「株価上昇」が当たり前とされていた時代。
当時の証券業界では「翌年は45,000円
」と意気込んでいたそうですが、実際には、上にも書きました通り「23,000円台」が1990年の「年終値」となり…
1992(平成4)年2月19日。当時の旧経済企画庁が、「日本経済が昨年(91年)1-3月期をピークにリセッション入りしたと発表」→バブル景気の終結を公式に発表しました。
俗に言う「バブル崩壊」。
国が認めたのはこの時でした。
2009年。某報道番組に当時の麻生太郎首相が出演していた時、株価の話題で…
「確か〜1989年の12月29日の日経平均株価、38,915円87銭が今までの最高値だったと思うんですが…」と空(そら)で言ったのを見たときはビックリしました
「読み間違い」やら「カップラーメン」やらで叩かれまくった人ですが、この人の「財務知識」は相当なものがあると思っています。
安倍政権も発足してから約6年。
アベノミクスの評価も二分されてきましたが…。
では、なにをもって、「景気が回復した」と言えるのか。
「株価がどんなに上がったところで、自分の給料が上がったわけでもない」→「景気回復の実感なし」
そうでないかぎりは「景気が悪い」と答える人が大半なんだと思います。
恐らく、イヤというほど見せられてきた、あのバブル経済。
お立ち台やら、タクシー代への交通費支給やら。あの時代です。
あのバブル経済と比べてしまうがゆえに、「景気が回復した実感がない」ととらえてしまう人も多いのではないかと。
つまりは、「景気回復の実感」=「給料の右肩上がり」だという結論になってしまうんでしょうね。
それゆえ、「日経平均株価が2万○円台回復」といったニュースを目にしても…
「景気が回復したなんて所詮大企業の話」
ととらえる人が多いのだと思います。
まあ、「いざなぎ景気」を超えたとは言え、実感として、「景気回復」を感じられない以上。
「数字」ではない別のデータで、「景気回復」を実感させていく以外、方法はないんじゃないかと思いました
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