■貴乃花親方側、上申書を提出 代理人「本人は辞めた」
(朝日新聞デジタル - 09月27日 13:17)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5306799
貴乃花親方(第65代横綱)が日本相撲協会に退職を申し入れたことに関して代理人弁護士が協会を訪れ、提出した「引退届」を退職に必要な「退職届」として扱うように求める上申書と、弟子の所属先変更願の追加書類を提出した、ですか。今朝、その「親方引退」表明について、産経新聞が社説(産経新聞は「主張」と称している)
http://www.sankei.com/smp/column/news/180927/clm1809270002-s1.html
を打っており、曰く、「これを潔しとは、とてもいえまい。現役当時の粘り腰もなく、自らあっさりと土俵を割った印象だ。平成の大横綱で一代年寄の貴乃花親方が、角界を去る。唐突で残念な散り際である。」とか。さらに続けて、「一番の被害者は突然、親方と部屋を失う弟子らだろう。」と続けていますが、まさにこの論説が指摘する通りだと思いますね。
先日まで開かれていた大相撲九月場所では小結貴景勝が9勝、帰り入幕の貴ノ岩が10勝を挙げ、さらに十両の貴源治が健闘と、活気を見せ始めた貴乃花部屋を「一兵卒」の平年寄に戻って引っ張っていくことに専念、その成果が徐々に出てきた時期であるにも関わらず、奮闘している弟子たちの涙の慰留を振り切り、自らの意地と面子のためにその職を放り出してしまうとは、あまりにも無責任であると言う他ないのではと思いますね。
一度取り下げたはずの「告発状」を持ち出してこうした協会に対する“謀叛”を「親方を引退する」と言う形で仕掛けたとも言えますが、自身の兄弟子で貴乃花部屋の部屋付き親方だった千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)の他、貴乃花部屋にはもう一人部屋付き親方がいました。
音羽山親方と言い、貴乃花親方より一年早い初土俵で最高位は大関。その四股名を「貴ノ浪」と言いました。長身で「懐の深さ」で知られ、貴乃花親方と優勝決定戦を戦ったこともありました。その話術の上手さから「協会影の広報部長」と言う異名もあり、大相撲中継の解説者としても活躍していましたね。貴乃花親方が協会の業務などで多忙な時期には部屋の稽古指導にあたることも多く、その「よき補佐役」でもあったようです。
その音羽山親方は平成27年、43歳の若さで亡くなるのですが、彼が存命であったなら、貴ノ岩の一件について65代にどのような助言を発したか。協会の「影の広報部長」と言われたほどの人であり、より協会に対して発言力もあったはず。協会に告発状を出すとか、対立一辺倒の行動に走ることを食い止める存在になっていたのでは、とも考えてしまいますね。
その意味でも、「にょ浪」こと音羽山親方の早世は、実に残念であると思います。
ログインしてコメントを確認・投稿する