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2018年09月24日17:57

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敢闘賞!・・・京都の秋音楽祭・関西の音楽大学オーケストラ

ねぎらいの拍手、ですねー。

京都 京都コンサートホール大ホール
第8回 関西の音楽大学オーケストラ・フェスティバルIN京都コンサートホール
秋山 和慶指揮 関西の音楽大学合同管弦楽団・合唱団
[独唱・独奏・管弦楽・合唱(参加大学)]
大阪音楽大学、大阪教育大学、大阪芸術大学、京都市立芸術大学、神戸女学院大学、相愛大学、同志社女子大学、武庫川女子大学
ベートーヴェン:合唱幻想曲 ハ短調 op.80
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調

このイベント、2年前に「復活」をやったのを聴きに行ったのだが、昨年はパス。今年は、マラ5ということで行くことにしました。

2年前の印象は、「オケは、18型弦セクションに4管プラスアルファの、PMFオケに匹敵する巨大編成。特にブラスが優秀で、ものすごいパワーです。これでグイグイドライブする華麗なサウンドは、PMFOに引けを取らない。ただ、人数はいるのにも関わらずストリングセクションはやや細身のサウンドで、ちょっと物足りなかったかなあ」だったけど、今年はブラスももう一声。そんなもので、全体の印象は、よく言えば「品がいい」、悪く言えば「もう一歩、覇気が足りない」感じです。

ただ、マラ5の四楽章が 、思いのほか魅力的な表情と息遣いを聞かせて、結構な聴きものでした。弦セクション、よっぽど練習したんでしょうね。これだけでも、入場料金1500円の価値があります。

ただ、鬼門の三楽章スケルツォは、やはり難曲故に空中分解寸前。よく止まらなかったもんだ・・・秋山マジックですな(オブリガートホルンを務めた女性奏者は、その中でも立派!)。それを除けば、五楽章のロンドはファンファーレの鳴りっぷりがよく、最後の追い込みも決まって、結果的には拍手喝采。

まあ、よく頑張りました、というのが本当のところじゃなかろうか。

前半の合唱幻想曲は初めて聴く曲。こんな機会でもないと、二度と聴くこともないでしょう。ピアノ協奏曲とオラトリオをごちゃ混ぜにしたようなb級作品だけど、聴いていて不思議に温かな気持ちになれて、これが聞けたのも良かったです。

毎年続けて行くのも大変だろうけれど、頑張ってほしいものです。楽しませてもらって、ありがとうございました。
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