■白鵬、5場所ぶり41度目の優勝 幕内1千勝も達成
(朝日新聞デジタル - 09月22日 18:13)
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大相撲九月場所十四日目、横綱白鵬が大関豪栄道を上手投げに退け14連勝とし、昨年の十一月場所以来となる歴代最多の41回目の幕内優勝を歴代最多の幕内通算1,000勝となる記念すべき白星で飾りました。
横綱昇進から12年目、3月11日で33歳となった白鵬にとって、この平成30年は苦難の連続の年になりましたね。「物言い騒動」や優勝インタビューでの「万歳三唱」で物議を醸した昨年の十一月場所での言動が非難の矢面に立たされ、新年の4日に「第70代横綱日馬富士による貴ノ岩への暴行を現場にいながら止められなかった」ことを理由として協会から「1月の給与不支給、2月の給与50%減額」という処分を課せられ、横綱審議委員会からかち上げ、張り手を中心とする取り口を見直すように指摘されたことで、一月場所ではそれらを自粛する取り口に努めた一方右足親指を負傷した影響で4日目まで2勝2敗となり、5日目から「左母趾MP関節靱帯損傷、右母趾末節骨骨挫傷・爪下血腫で全治2週間を要する」との診断で途中休場、続く三月場所を全休し、初土俵から18年目で初めての二場所連続休場。五月場所は皆勤でしたが11番に終わり、七月場所では右膝を痛めて4日目から途中休場と自身初の1年で3度の休場に追い込まれる事態になりました。加えて、4月に最愛の父親を亡くす悲しい出来事もありましたが、日馬富士による貴ノ岩への暴行スキャンダルで「負のイメージ」が定着した恰好となり、出場しても休場しても厳しい視線に晒されたような感じでしたね。さらに今年は、一月場所に当時前頭三枚目の栃ノ心、七月場所では関脇御嶽海と初優勝の力士の抬頭があり、白鵬は最早「過去の人」と見られるようになった感がありましたが、復活を期す場所と見られていた今場所は8日目に横綱800勝、今日は幕内1,000勝と歴代1位を更新し、記念碑的な場所で堂々とV41を決めました。
それにしても、今日達成の幕内通算1,000勝(180敗141休み、通算勝率.847)に続くのが、879勝581敗109休の元大関魁皇(現在の浅香山親方)と100勝以上離れており、いかに凄い記録だったのかがわかりますね。
その他。未だ7勝にとどまっていた角番大関栃ノ心が阿炎を下手投げで制して十四日目にして漸く角番脱出、8勝6敗としました。部屋(春日野部屋)では栃煌山や碧山との稽古で押し込まれて土俵を割ることが多かったようで、先場所のけがの影響に振り回されたようなここまでと言え、「場所前の稽古で自信をなくした。勝たないといけない、勝たないといけない、という感じだったから良くなかった」とのコメントを残すほど。とにもかくにも、角番脱出、本当に良かったと思います。
さらに、大関高安は合い口の良い関脇御嶽海に物言いが付きながら土俵際逆転の突き落としに屈し、10連勝から3連敗の横綱鶴竜は稀勢の里との横綱同士の対戦で寄り切りに屈して四連敗、稀勢の里と並びました。
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