8月11日(土)。福岡天神イムズの三菱地所アルティウムで開催中の「トンコハウス展」へ。
トンコハウスはピクサー出身の堤大介さんとロバート・コンドウさんによって2014年、設立されたスタジオ。拠点はアメリカ・カリフォルニア州。
アカデミーノミネートの短編『ダム・キーパー』やEテレで放送されたTVシリーズ『ピッグ 丘の上のダム・キーパー』で有名なスタジオです。
トンコハウスの社名はメインキャラクターの豚の「トン」と狐の「コ」を合わせたものだそうです。
中の展示物は全て撮影OK。
展示はたくさんのスケッチやデザイン画、カラースクリプト、キャラクターのマケット、実際の映像、スタジオ紹介等々、多岐に渡って充実。
柔らかな中間色でまとめられて、とても気持ちいい空間になっています。
会場の三菱地所アルティウムは今までも様々な展示が行われてきた場所ですが、残念なことに会場が狭いのです。
でも、今回のトンコハウス展は場内にU字型の動線を作り、壁面を上手く使うことで狭さを感じさせないものになっていました。
トンコハウス自体が若いスタジオで歴史も作品も多くはないのが却ってまとまりが出て満足感があります。
途中にはトンコハウスと『どーもくん』や『こまねこ』で有名なドワーフのコラボイベントで、本来はCGキャラクターのブタ君を人形アニメーターの名手・峰岸裕和さんが人形アニメで動かしてみせた映像展示などもあって楽しいです。
トンコハウスでは現在『ダム・キーパー』の長編化企画が進行中だそうです。
出口近くでは丘の上を自分たちで折った黄色い風車で飾る観客参加のコーナーもありました。
イムズではB2階からの吹き抜けを使って、コラボ展示「ようこそ!トンコタウン」も開催。
ダンボールで作った中間色のハウスが並んでとても素敵。
迷路のようになっていて、中にキャラクターのブタ君たちが隠れています。
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