宮古島の水中写真

写真は順に
＊ダイビングポイント「アントニオ・ガウディ」にてハート型に開いた地形
＊ガラスハゼ
＊カシワハナダイのオス（中心）とメス

宮古島の海は地形中心。
私は地形に興味が薄くて、ひたすら生物たちのマクロ撮影に興じたのだが一応ワイドもおさえた。
コンデジはこういう時は便利。
ガラスハゼは久しぶりに撮ったが会心のショット。

今回のダイビングツアー、
私が呼びかけたツアーなので、それなりに頑張ったつもり。
けれど責任の重さを思い知った今回だった。
いかんせん高齢者が多かったので、ダイビング中に問題が起こると怖いということ。
数名、初日1本目のエントリー時にパニクったダイバーが出た。
船の舳先からバックロールでエントリーしたのだが、舳先が通常の船より高かったせいで怖いと感じたのだろう、エントリー直後に平常心を無くした方が…。
今まで同じメンバーで何度も沖縄の海で潜って来たけれど、こんなことはかつて無く、予想外のことだった。
ほんの少しの状況の違いで、高齢者やブランク・ダイバーは怖いと思うのだということに思い至らなかった…。
私はツアーを仕切ってはいたが、あくまで個人の旅行者だしインストラクターではない。
みんなと一緒だよ〜と、深く考えることもなく行動していた。
けれど…
いつもは大丈夫なメンバーでも、状況次第で何が起こるかわからないということ、
そういうことを想定しないわけにはいかない事、想定しなければいけなかった事を今回初めて学んだ。
今まで何も無かったし、考えずに済んで来たのが幸運すぎたと言うべきなのか。
とにかく、一緒にダイビングしませんかと声がけすることの責任の重さを今回、いやというほど痛感したわけだ。
みなさんは毎夏のダイビング遠征を楽しみにしているけれど、来年からはちょっと考えてしまう。