週刊少年ジャンプに連載されていた、久保帯人の同名大ヒットコミックを、福士蒼汰主演で実写化した作品。
狸は原作コミックを一度も読んだことがないので、的はずれな事を書くかも知れません。悪しからず。
映像は、特撮を白組が担当しているので、特に戦闘シーンに迫力があって面白い。
剣を使った殺陣も凝っていて、クライマックスの虚(ホロウ)や死神との戦闘がなかなか見ごたえがありました。
てっきりヒーローアクション物だとばかり思っていたので、ところどころに出てくるホラー的な演出が個人的に○印。
ストーリーは、人間関係や過去の因縁などを詰め込み過ぎず、コンパクトな印象。
最近のハリウッド製ヒーローアクション物は、途中から悩み始めるのが常ですが、この作品では短い回想で描いているのでテンポがいい。
気軽に見るのにちょうどいい感じ。
俳優は、主演の福士蒼汰。
原作コミックが少年誌なので、観客は十〜二十代の男子ばかりだとてっきり思っていたら、劇場内には狸以外は、まさかの全員女性客…。
恋愛映画で似た状況はありましたが、久しぶりに喰らいましたよアウェイの洗礼…w
作品上映終了後、女性客たちは口々に感想を語っていました。
「良かったね〜…、福士蒼汰!」
…おっしゃる通りです、はい(^◇^;)
死神の朽木ルキアを演じた杉咲花も悪くない。
主人公の部屋の押入れに居候している姿を見て、なぜかドラ◯もんが頭の中をよぎり、笑いがこみ上げてきたw
アレクサンドロスのテーマ曲や音楽の使い方が、ハリウッドアクション映画を意識していていたり、邦画なのに供給がワーナー・ブラザーズだったので、昔ながらのコテコテの邦画を期待する向きには違和感があるかな?
ラストまで飽きずに鑑賞できて、面白かったw
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