映画「ジュラシックワールド」の続編。
この作品の見どころは、冒頭3分のシーン。
作品の制作総指揮がスティーヴン・スピルバーグだったのを、あらためて思い出しました。
「ジュラシック…」シリーズ恒例の、あの高らかなテーマ曲から始まるかと思いきや、まさかのサスペンスホラーのような展開。
スピルバーグの代表作の一つ「ジョーズ」に負けず劣らずの緊迫感です…。油断してたわ(^◇^;)怖かった…。
「ジュラシックパーク」の1と2は面白かったのですが、3で失速して「シリーズもこれで終わりか…。」と思っていたら、「ワールド」で再び盛り上がってきました。
作品の面白いところは、観客自身が「古代の恐竜が展示されているテーマパーク」にいるような臨場感を体験できるところ。
ブラキラプトルやTレックス、プテラノドンなどの図鑑でしか見られなかった恐竜達を、まるで目の前で見ているような感覚を味わえます!
子供はもちろん、ちょっと前に子供だった人でも夢中になれます。
最近では映画館の3Dや4D上映などでアトラクション感覚が味わえる上映がありますが、通常の映画館の大スクリーンの2D上映でも充分に映像の臨場感を体感できるでしょうね。
主人公を演じるクリス・プラットはカッコいいし、ヒロイン役のブライス・ダラス・ハワードは前作に負けず劣らずの活躍ぶり。
この作品に興味があるなら、過去のシリーズを見てください。
「ジュラシックパーク」に登場するブラキラプトルやティラノサウルスが、怖いのなんの。
昨日の敵は今日の友。この作品を見ていて爽快感が倍増しますよw
このシリーズは、科学啓蒙的なSFとしても面白い。
「ジュラシックパーク」は、樹木の樹液の化石「瑪瑙」の中に閉じ込められていた蚊の中にあった恐竜のDNAから、科学の力で恐竜を現代に復活させようとする…、というストーリー。
荒唐無稽ですが、見ていると本当にできそうな気がします。
「ジュラシックワールド」では、カエルやイカのDNAを取り込んだハイブリッドの恐竜を作りました。
門外漢の狸でも、さすがに「そんなに簡単にDNAの異種混合ができるの?」と疑問が頭の隅をかすめました。まぁ、いいか。SFだし…。
この作品では、更に上を行く遺伝子操作が出てきました。
ちょっと昔に、「神の領域を犯す禁断の技術」だと侃侃諤諤の議論を呼んだ事件になったんですよ。羊のドリーとか…。
注意していないと気がつかないし、ストーリーに何の関係があるのか?がわかりにくい。
続編があるなら、重要なポイントになりそう。
面白かったw
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