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2018年07月19日00:34

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三回目のJAZZ night・・・・センチュリー・ジャズナイト

とっても楽しかったけど・・・・

大阪 豊中市立文化芸術センター 小ホール
センチュリー室内楽シリーズ vol.4
Century Jazz Night Vol.3
荒井英治、松浦奈々(ヴァイオリン)
丸山奏(ヴィオラ)、北口大輔(チェロ)
D.Anger: Blue book
D.Anger: Replace it all from Duo's "WOODSHOP"
D.Anger: Grant wood
N.Kapustin:弦楽四重奏曲第1番作品88
Film music selection(三村聡哲編):
  From ”France" (「ロシュフォールの恋人たち」より「キャラバンの到着」、「男と女」)
  From "Italy" (「ロミオとジュリエット」から「愛のテーマ」、「ひまわり」)
  From "America" (「お熱いのがお好き」から「愛されたいのに」、「雨に歌えば」、「007」から「ジェームズボンドのテーマ」、「風と共に去りぬ」から「タラのテーマ」
C.Chaplin(荒井英治編):「ライムライト」ファンタジー
GENESIS(荒井英治編):月影の騎士
GENESIS(荒井英治編):ザ・シネマ・ショウ〜アフターグロウ(1978年のジェネシス・ライヴツアー・ヴァージョン)
(アンコール エマーソン・レイク&パーマー:シェリフ)

なぜ「けど」かというと・・・・今回、「次回」に関する言及が全くなかったんですよ。初回のときは「みなさんの反応がよければ、次があるかも」、二回目の時は「三回目が決まりました!」、でも三回目の今日は、まったくなんもなし。不安を覚えたのは、ぐすたふくんだけか?

今日も完売、満員御礼。荒井さんが「毎回たくさんの方に来ていただきまして」とまで言った超人気企画。固定客でほぼ固められてる感すらあります。三回目になると、この間もこの人来てたな、とわかる人多数。ま、ぐすたふくんもそうなんだけど。

前半はいつものように、3曲がタートル・アイランド・カルテットナンバー、一曲がクラシックとジャズのクロスオーバーのシリアス作品。後半は事務局指令によって組まれた映画音楽特集ときたのだけれど、やっぱり、後半最後のプログレ二曲のキレ方が最高。特に、荒井さんがモルゴーアでCD録音もしている「ザ・シネマ・ショウ」に、ジェネシス・オリジナルでは別アルバム収録の「アフターグロー」を、彼らのライブパフォーマンスの実際に倣ってぶち込んだ最後の曲は、これまでどこにも存在していない「豊中オリジナル」パフォーマンス。これがすごいのなんの。終わった瞬間、ブラボーの嵐(オールスタンディングでもいいくらいに思ったが)。

「私たち、アコースティックでロックンロールしておりまして、その疲労たるやすさまじいものがあるわけですが」「でも、視線が、これで終わることを許してくれなさそうでありますので」で始まった、ELPの「シェリフ」もまたよかったなあ。

とにかく、このカルテットのなにがすごいって、個々のメンバーの技量が半端ないこと。そこから導かれる響きの厚みは、下手したら本家モルゴーアをも凌駕してるんじゃないかと思える。特に女性二人(松浦さんと丸山さん)の気合のすさまじさには、ただただ「圧倒される」のだが、ご両人とも演奏中に見せる笑顔やちょっとしたしぐさが、またこれが最高に「可愛い」(すみません、セクハラでしょうか?)。これが、男ばっかしのモルゴーア以上に胸時めく理由であることは、素直に認めます(ああああ、ぐすたふくん、正真正銘のおじさんだというのに)。

それだけに、これで終わってほしくないという気持ちは、ぐすたふくん、人一倍。このカルテット、荒井さんの人柄、女性二人の魅力、チェロの北口さんの渋さ、これだけでもここに通う価値あり、です。かかる曲は二の次。そこで、新たな出会いがあればいいんですよ。

不良中年荒井英治、まだまだ豊中で、ぶいぶい言わせちゃってください!!






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