トランプがイギリスでまたも爆弾発言

トランプ大統領が今度はイギリスでひと騒動、と今朝のワシントン・ポストのニュースレター伝えています。一部、要点だけご紹介します。
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初めてイギリスを訪れるトランプ大統領を迎える準備をメイ首相が終えたころ、ロンドンのタブロイド紙がトランプとのインタヴュー記事を発表し、その内容が物議をかもしている。
トランプ曰く「イギリスのEU離脱問題でメイ首相が提案しているビジネス優先の計画案はとんでもない間違いだ。わたしだったら全く違うやり方をするだろう。メイ首相には、どうやるべきかシッカリ教えてやったのだが、彼女は聞き入れなかった。彼女の計画は全くイギリス国民の民意に反している。もしメイ首相が農産物や商品の交易に関するルールや規制をEUのルール・ブックに合わせようとするなら、今後の米英間の貿易に重大な悪影響を与えるだろう。」

NATOでの騒動に続く、長年の友好国に対するトランプの問題発言だ。EU離脱問題でメイ首相を酷評しただけではない。彼女の最大の政敵ボリス・ジョンソン氏を次の有力首相候補だと持ち上げた。

一方、メイ首相側はトランプの無礼な発言には直接触れなかったが、EUに対してわれわれが提案している計画は、国民の民意に沿ったEU離脱計画であり、民意とはわれわれの通貨管理権と法的主権と国境の管理の権限を取り戻すことであり、それは正にわれわれが今EUに提案しているところであると語っている。