1月にフォノイコライザーアンプ（ONKYO、H-1E）がとつぜん故障して
LPレコードが聴けなくなってしまった。
H-1Eは25年前に購入したものなので、修理は無理だろう。
ということで、フォノイコライザーアンプを購入するのだが
現在、LPレコードを聴く機会は激減している。
（CD、ハイレゾ、flac、mp3などがメイン）
そのため、H-1Eのような10万円を超える製品は避けて
安いものから選びたい。
市販されているものは、イマイチだった。
安かろう悪かろうでは困るのだ。
ヤフオクを見ると、自作フォノイコライザーアンプを
出品しているのがある。
カートリッジもMM、MCに対応し、値段も
3万円以下と、安い。
迷わず落札した。
届いたアンプをステレオに繋いで音だしする。
カートリッジはDL-103Rを使用。
H-1Eと同じ傾向のサウンド。
ワイドレンジで、鋭い、現代的な音。
しかし、ここでトラブル発生。
MCトランスのせいか、大きなハム音が止まらない。
MCトランスをはずし、カートリッジをシュアーの
V15�犬紡悗┐拭�
この、V15�犬硫擦�、抜群に良かったのである。
クリアーで、しかも、103に劣らず図太い音だ。
リリー・クラウスのモーツァルトK330。
モントゥーのドビュッシー「映像〜イベリア」
ポール・パレーのドビュッシー小組曲、イベリア
などを聴いて、輝かしくて力強い音質に満足した。
MCカートリッジの音質はチェックしていないが、
これなら、バカ高いMCカートリッジは要らないともいえる。
ただ、コンラート・ハンゼンのピアノ、フルトヴェングラーの
ベートーヴェン、ピアノ協奏曲第４番。
カートリッジがAT33PTGだと音楽だけが前に出てきて、
ノイズが後退、減少するが
V15�犬世函�音もノイズもぜんぶひろってしまう。
ともあれ、新しいフォノイコライザーアンプは
大成功だった。
ところが、気になる情報がある。
新しい、オーディオテクニカのVM型カートリッジの
音質が向上して、シュアーのV15より、はるかに
いいらしいのだ。
http://mixi.jp/view_bbs_comment.pl?comment_number=192&community_id=3664231&bbs_id=34933846
V15は、もう25年以上、使ってきたものだ。
テクニカのVM型は、値段もそんなに高くないので
大いに気になる。
フォノイコライザーアンプに続いて、カートリッジも
買おうかどうか、考えているところである。
ログインしてコメントを確認・投稿する