トランプ登場で欧米関係は曲がり角に？

今朝はトランプ大統領の北との首脳会談中止の報に世界が騒然としているようですが、
昨夜入っていたワシントン・ポスト紙のニュース・レターに注目しました。
極くサワリだけご紹介します。
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トランプ大統領との緊張関係が進む中、ヨーロッパの首脳たちの間に、果たしてアメリカは欧州と完全に離反する方向に向かっているのだろうかという疑問が深まっている。
トランプ大統領就任の昨年1月20日以来、ヨーロッパの首脳たちは片目で時計を見てトランプの任期満了へのカウントダウンをしながらアメリカに対処してきた感があり、
それまでの間に欧米間のコアな同盟関係が修復不可能状態に陥らないことを願っている。
だが、欧州同盟国に対するこの春のトランプの過激な言動は度を超した感があり、西欧各国の間に新たな懸念と緊張感が走っている。

トランプは次期大統領が4年乃至8年の間に修復可能な程度のダメージではないかも知れない。単独主義、ナショナリズム、保護主義がトランプに凝縮され、それがアメリカの新たなる秩序と常識になるのではないかという惧れである。

一方、欧州外交問題理事会のベルリン所長Josef Janning氏は「トランプは唯の外れ者ではないかもしれないとEUの指導者たちが判り始めたようだ。あれはアメリカ合衆