写真は順に
*新国立劇場「ヘンリー五世」パンフレット
*舞台装置の模型
*キャンタベリー大司教とオルレアン公を演じた田代隆秀氏と
作・ウィリアム・シェイクスピア(小田島雄志訳)/演出・鵜山仁
若い頃に慣れ親しんだ小田島訳がしっくり来た。
ヘンリー四世と同じテイストの舞台装置(装置・島次郎)、凄くいい。
ヘンリー五世(浦井健治)の衣装も「ヘン四」のハル王子戴冠時と同じ衣装で、続けて観るとつながり感が良い。
純白の彼の衣装が、戦いと共にどんどん朱に染まっていくことで最前線に繰り出す王の勇猛果敢さが強調され、市民兵士に対しても、ハル王子時代に放蕩していた過去が処世訓として生かされていることが、非常によく伝わってくる作品でもあった。
装置と舞台使いには高さと奥行きが生きており、説明役の配役と演出にも感嘆、演出の鵜山仁さんって改めて凄いと感じ入る。
さてピストル役の岡本健一さん、馬鹿でチャーミングで今回も大いに笑わせてもらった。
横田栄司さん演じる騎士フルーエリンが出色で完全に観客の心を掴んじゃってたなぁ。
博多弁
それと体調不良で降板された鈴木瑞穂氏に代わって田代さんがキャンタベリー大司教役で冒頭から出てこられて驚いた。
終演後は楽屋に詣でて田代隆秀氏、プロデューサーの三崎力氏と一緒に写真を撮らせてもらった。
三崎君、素敵な舞台を本当にありがとう!
河合祥一郎氏にもご紹介いただき、心遣いに感謝です。
しかし、あヤツめ、一緒に写真撮った時、小顔に写るよう一歩下がりやがった!ニャロー(笑)
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