本日は祖父の命日である。
もう亡くなって10年になる。
当時、その事実を受け入れられぬ自分が居たが、時間の経過と共に次第に悲しみにも慣れ、日常が戻って来た。
引越しに当たり、部屋の片付けをしていて、壁に掛けた祖父の描いた絵を改めて観た。
上高地にある焼岳の絵である。
祖父は上高地が好きで、焼岳や穂高連峰をよく描いていたものだ。
小学生の頃に焼岳に登ったことがあるが、かなり険しくきつかった憶えがある。
当時六十代だった祖父も登山をしていたが、今考えると驚くべき体力だったと云える。
或いは、孫との登山が元気の源だったのかもしれぬ。
また、焼岳に登りたくなった次第である。
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