盗作してはいけません

ゆずの最近のヒット曲の歌詞が右翼的だというのが
ネットで話題になっている。
「この国に生まれ 育ち 愛し 生きる なのに 知らないことばかりじゃないのか？」
「どうして胸を張っちゃいけないのか？」
「国歌はこっそり唄わなくっちゃね」
「TVじゃ深刻そうに 右だの左だのって だけど 君と見た靖国の桜はキレイでした」
等々。

このことについて、
「ゆずは電通やNHKと太いパイプを作って仕事をすることで、露出を絶やさずに
人気を保つ戦略を取っている」
（ちだい氏　４月11日のツイート）
というのを読んで、なるほどと思った。

ゆずの「栄光の架橋」が、サイモン＆ガーファンクルの
「明日に架ける橋」のパクリ（盗作）であることは
以前から気づいていたのだが、
ちゃんと検証することはなかった。

彼らの右傾化をきっかけに、
「栄光の架橋」が「明日に架ける橋」のパクリであることを
検証してみる。

Simon and Garfunkel - Bridge Over Troubled Water
https://www.youtube.com/watch?v=H_a46WJ1viA

サイモン＆ガーファンクル　明日に架ける橋（日本語訳付）
https://www.youtube.com/watch?v=tUuUr6iS3ao

タイトル　明日に架ける橋
イントロ　ピアノソロ
曲の構成　Aメロ　Bメロ　サビ　　
サビの出だし　ミーレード

歌詞　

生きることに疲れ果てて　みじめな気持ちで
ついに涙ぐんでしまう時　その涙を僕が吹いてあげよう
僕は君の見方だよ

今こそ君は輝くのだ　君の夢はすぐそこまで来ている
ひとりで心細いのなら　僕が後ろからついて行ってあげよう
荒れた海に架けた橋のように



栄光の架橋 - ゆず
https://www.youtube.com/watch?v=zEiBNdgHPjw

タイトル　栄光の架橋
イントロ　ピアノソロ
曲の構成　Aメロ　Bメロ　サビ　　
サビの出だし　ミーレード

歌詞

誰にも見せない涙があった
人知れず流した涙があった

いくつもの日々を越えて　たどり着いた今がある
だからもう迷わずに進めばいい　栄光の架け橋へと

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声を大にして言いたい。
おまえら、ええかげんにせえよと。

イントロだけとか、サビの出だしだけがパクリというのは
いくらでもあるのだろうし
それだけなら目くじらを立てることもないのかもしれない。
しかし、
タイトル、イントロ、曲の構成、サビの出だし、
そして歌詞の大まかな内容。

まさに「丸ごとパクリ」。
ここまで来ると、ロナルド・ビッグス並みの大泥棒である。
彼らは、この曲で何億も儲けたのだろう。
まさに大泥棒である。
（ちなみに作詞作曲は北川悠仁とのこと。パクリとは書いてない）

長い間、ゆずがこんなひどいパクリをしても
世間が許す理由がわかった。
バックにNHKや電通がついていたら
大丈夫ということだろう。
なんといっても、大企業、巨悪である。
クレームなど、NHKや電通がぜんぶ潰してくれる。
NHKや電通にとって、ゆずは「金の生る木」なのである。
盗作のクレームごときで、彼らをみすみす手放したりはしない。

ゆずは今後も第一線で活躍し続けるのであろう。
結構なことである。

加山雄三が「弾厚作」のペンネームで発表している
ピアノ協奏曲のパクリがひどいということも
書きたかったのだが
ゆずのことで長くなったのでやめておきます。
興味ある方は、先日のつぶやき（4月8日）をご覧下さい。

ゆずといい、加山雄三といい、スターというのは
ちょっとおかしい人たちなのかもしれない。

「ここまでやったらあまりにもひどいからやめておこう」
という配慮がまったくないのだ。
しょせん虚像、中身空っぽということだろうか。