mixiユーザー(id:366862)

2018年04月11日19:52

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今日日中ウチの周り、ケーブル工事してたけど

この強風の中、あの込み合ったケーブル回りちゃんと整備できたんだろうか。
その間ネット使えませんからねとか案内きてたけど普通に終了したと信じたい。


さて
土曜日はゴーストハンター、悪太郎氏GM。何処まで行っても一番の敵は……の巻。
日曜委はBoA3、私GM。せっかくボスいっぱいいたんだし分けてもう一シナリオやっても良かったのだろうかの巻。


今回のゴーストハンターは……もう……おぅ……。

お話としては

・式直前の婚約新郎が、いつも新婦とつないでいた腕を残してトラックに轢かれてしまったのち、悲しみに暮れる新婦が絞殺死体で発見された
・という怪談を聞くと、聞いた人のもとにその腕が来る
・PCがそれを聞かされ、それを他のPCに聞かせ、その夜みんなでまとまていると実際に「腕」がくる
・「中指に炎を纏う」という術でPCたちを眠らせ、「聞いた人」を半殺しにし、「話した人」を全殺しにしてくる
・エース札があったので何とか全殺しされたPCも含めて回復、「腕」を調べ始める
・そうした「怪談(バリエーションはいくつもある)」を広めて自分を強化していこうとする邪霊らしいが、その邪霊が乗り移った「腕」自体は、魔術的に作成された「栄光の手(死刑囚の手などを利用して作る、指に火をともして色んな魔法を使う道具。”その魔道具を材料にアンデッドを作った”ということ)」だという。
・舞台が1930年代アメリカなのだが、その1〜2世代前の第一期KKKの活動家の腕を用いた魔術媒体らしく、またこの腕=邪霊の同僚がまだ生存していることが分かる
・邪霊は、腕以外のパーツがその同僚のもとにまだ保管されており、「同僚とともに仕事していた」完全な自分を取り戻そうとしているのだが、同僚はすでに活動を辞め、邪霊がやってこれないように結界を張って静かに暮らしている
・「邪霊の婚約者が黒人の報復行為にあい、邪霊自身も誰かの密告を受け死に、”同僚”はそれを疑われている」といった何かのすれ違いがあったのではっぽい情報も出てくる


くらいのところまでは
頑張って引き出したのですが……


まあとにかく

・神秘学判定、魔術判定、資料検索判定はとりわけ重要な場面でことごとく失敗。NPCが発奮してくれて初めて出た情報の数々がシナリオを進める
・メイン火力PCは、毎夜襲ってくる邪霊の灯火魔術を封じるための”ミルクのシャワー”装置の起動タイミングでファンブルし(暴走発動したのでかかりはしたけど)、その後の遭遇時には(せっかく相手が弱体化していたにもかかわらず)恐怖判定に失敗したまま3ラウンドほど動けずに敗北
・「邪霊が逃げないように霊的結界を張り」「依代である”腕”を破壊すべく、ダイナマイトを配置し」、「1回だけダメージを肩代わりしてくれる心霊機械を持った霊能力者が、肉体を失った相手にすかさず浄化の霊能力を仕掛ける」という作戦を作ったものの、ダメージ肩代わり機械の発動にファンブル。動かなくなるどころか霊能力者のMPがごっそり削られ、浄化術一発うつ以外の余裕(=他PCの正気度余裕込み)が完全に消える
・マイトの火力と範囲を抑えて敵にだけ当たるように配置し、小規模実行。ところが相手は幸運判定にクリティカルし、それすらノーダメージで戦闘開始。
・あと一手が押しきれず、ラストとなる4回戦目まで敗北続き。唯一の戦闘続行者であるPCが発狂したタイミングで戦闘は終了、発狂内容が好色系だったんで寝くたばった他のPCが色々失う(急にサタスペか)。
・邪霊は、不便な「腕」を捨てて、今一人のPCの体に乗り移って「同僚」のところに向かう。待ち構えていた「同僚」のダイナマイト。駆けつけたPCが見つけたのは、乗り移られていたPCの体(ので色々失う)。
・邪霊は「完全」になれなかったはずなので、いずれ「腕」に戻ってくるだろうという見解から、NPCに腕とともに邪霊を封じてもらう依頼をする。


知れる情報の半分弱はまだ出てないのではないかと思われるし、
NPCに頼むしかないとなると「少し時間がかかる」ので後手になっていくし、
それで増えた戦闘回数は不利を覆い隠すためにリアル時間を削っていくし、
すると戦闘あけに情報をしっかり探す余裕は減るし(ループ)


これで収入と入院費の差し引きがちょっと黒字になり
PC同士の(肉体的な)距離が縮まったね!
くらいの被害に抑えられたのは奇跡じゃないだろうか。
全殺しされたPCなど1度はお餅になったし、2度目は裏返しにされていたのに……。
シナリオクリア経験点はもらえませんでしたが……

参加者全員が頭を下げ合うしかないダイス目事故回でしたとさ。
D100ゲーってね!うん!ね!



日曜日は
ざくアク水着イベント編キャンペーンをひと段落つけました。
絶海の孤島の地下に広がる、謎の古代遺跡に住む竜人たちを、
人間の一種として陸に受容する算段をたて、
しかし彼らを人間の敵たらしめてしまう、狂気の竜王たちを、
順に倒していく(連続ボス)ことで、互いの未来が開けるだろう。

そうして「人間に竜王たちを倒させる」ことを強要した、
竜人たちの宿敵「竜宮」の主は、しかし彼女自身が竜王の一人であり、
遺跡の最下層にて、人間たちと竜王の殺し合いを娯楽と楽しみ、
また自分とPCたちの殺し合いという最後の娯楽を心待ちにしている……。


という、
だいぶん後処理的なラストシナリオ。
この辺は原作まんまです。


この竜人たち、大昔のそのまた大昔は人間(と言っても亜人)の一種であり、
光闇さだからない時代に、海洋開発と地脈のエネルギー開発に無理やり挑むための魔術的身体改造を行った結果「心も体も竜になっていく竜になる」という病気に侵され、
とりわけ竜王たちは
陸に変えることも許されないまま、停滞した狂気の中で数千年を過ごすという最低の環境で暮らしており、
その数代あとの幾分病状の軽い者たちはその中で暮らすしかないという悲劇を被っていたのですが、
PCたちはなんとかその呪い、病気を取り除く手立てを講じ、
完全に発狂し殺戮者化しているような竜王たちには残念ながら手を下しながら、
最奥を目指します。

ここまでの過程で、
PCたちは、

人間だったものは、愛憎二心を折り合わせられず、仲間への攻撃という名の保護、故郷への批難と貢献を歪んだ形で行い、

獣人だったものは、自分の役目だった戦うことだけには役に立つ竜の力に溺れ、

岩人だったものは、爆砕しかできない自分の力が狂気の島では何の役にも立たぬことから酒に逃げ、

森人だったものは、己の叡智で皆を救おうとし続けながら、凶器に脱落していく仲間のモチベーションを一人で背負いきれずに折れ、

樹人だったものは、誰より早く全てを諦め、ただ立ち続けることと決め、

白鳥人だったものは、皆を奮い立たせるはずの己の美しさが、しかし皆を地獄に立たせ続けていることと、その美しさすら失うことを受け止められずに自分を全肯定し、

猫人だったものは、自分を求める声が失われ、自分から離れたものが堕落していくことに嘆息し、「自分を崇める者だけ」を周囲において王を名乗り、

鬼人だったものは、武骨に役目を務めるほかに思考を失い、脅威とみなしたものに牙をむくだけのナニカに変じていき、


河人の英雄だったものは、彼らを箱庭に閉じ込め、偽りの戦線を3000年繰り返すことに絶望したことを「飽き」たと嘯き、
娯楽を求めると称して、自らを含めた、「過去、人の版図を広げようとした冒険の英雄」達の全てを、
3000年の時を経て出会った「未来人」であるPCたちの手で、闇に葬ってもらうことに決めた。



という流れに触れていくことになります。


最終的に、
「龍脈」そのものと契約した怪物、河人の竜宮王と拳は交えるものの、
その「龍脈」に、見立て魔術を施しこれを倒すことによって、
彼らへの呪いの一時的な消失から、根本治療に持ち込んでいく、という
「彼らより後の時代のもの」が考え得た手段でもって、
完全に殺戮者に落ちた竜以外は手にかけずには済んだのですが、

今を生きる竜人・竜宮人たちはともかく、
その上に歪んだ形で君臨していた竜王たちが、生き延びて果たして今の世にどのように接していけるものか……。



竜王たちの各種バカゲーデータ

・獣人
一人目なのでオーソドックスに、公式火竜のデータに獣人の力を加えたもの。(撃破)
・岩人
防御できない全体爆発技を4回と、ターンの最後に酒飲み判定に成功しないと喰らう1回以外の行動をしない(耐え抜いたのち和解)
・森人
攻撃にヒットした相手に、バッドステータス憎悪(シーン全体の個々のユニットを対象)を与える毒を投与してくる。誰を殴らなきゃいけないか完全にランダムになる上、バステとしては「人数個」与えられているので「バステ一つを消す」系の特技では治しにくい(撃破)
・樹人
特に戦闘データは無し。(和解)
・白鳥人
「信者」を亡霊として抱えており、登場カバーリングを延々とさせる上、リアクションにダメージ反射がある。加えて、そのシーンで死んだものは「彼女の亡霊信者」としてストックされるので、カバーリング・攻撃要員がターン毎に補充される。ただ、信者は彼女を本当は憎んでいるので、彼女を巻き込んだ範囲攻撃をしようとする。(撃破)
・猫人
強化と攻撃を混ぜ込んだメリットとデメリットの多い魔法を敵味方に傍若無人に放ち、行動順を制御しながら先手を取らず、PCの手番になったら割り込み行動をし、と傍若無人な行動をとり、瀕死になるとあらゆるダメージを無効化する陣を張る。(未登場)
・鬼人
基本的に何もせず泳いでいるが、殴られてダメージが一定以上になると「被ダメージを攻撃力に乗せる」特技をシーン全体防御困難攻撃に乗せて暴れだし、それを耐えてから本番の戦闘になる(未登場)
・河人
都合3回目のラスボス。「クリーチャー特技を一切使わず」に、ターン11回攻撃を先手で放ってくるし、何とか割り込んでも1〜2回は反撃特技で相打ちを狙ってきて自分は復活する。
「撃たせない」ことは非常に難しく、「なんとか防ぎきる」ところまでは、どうしてもやらされてしまう套路を持った格闘家だ。


バカゲー集団です。

生き残った連中はいるけど、心情的な部分に解決ついてない所もあるし、
後日談的なお話をまとめられたらどこかで出来ないかしらとは思っているけれど
どんなもんかな。
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