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2018年04月09日10:19

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あなたの知らないフィリーの世界

2009年に米<ファンカデルフィア>レコーズが製作し、<ディスクユニオン>系<マグナムキャット>から解説付き輸入盤としてもリリースされていたモーリス・ベイリーなるプロデューサーの作品を集めた一枚。

http://diskunion.net/portal/ct/detail/54C090615601

maskmanさんの解説によれば、モーリスは40年代後半からジャズのテナーサックス奏者として活躍。50年代後半にポップソングを書き始め、62年に白人女性グループの曲が大ヒット、以降は作曲とプロデュースの道を歩んだそう。ニーナ・シモンやブルーノーツなどにも曲を提供、ディスコ時代にまで食い込んでいる。86年ハワード・テイト「スウィートネス」の12インチが最後の目立った仕事のようだ。

本作品はマイナーレーベル物ばかりで、音質もちょっとがさついているが、正統フィリーから軽快なノーザン、サザン寄りのバラードなど幅広く愉しめる。中々YouTubeでも拾えなかったが、何曲か貼り付けておく。

Donnie Elbert - Run Little Girl




DON GARDNER~YOUR LOVE IS DRIVING ME CRAZY




The Thoughts - Plain As The Nose On Your Face




Make Love To me Prince Johnny Robinson




Delights Face The Music (Phil LA Of Soul PH379)




Al Chestnut Miss Black America




THE DESTINATIONS - I CAN'T LEAVE YOU




The Destinations I Can't Leave you Philadelphia soul music




maskmanさんのライナーは微に入り細に入り、しかもユーモラスなので面白くてタメになる。ラストのデスティネーションズの項では、名前からして白人じゃないかと推測され、見事に当たっている。それに関連した話だが、今回YouTubeで探して判ったけれど、別の投稿には黒人グループの写真が使われている。ただし、どなたかが「おい、このグループは白人だぞ!」とコメントしている。あまりに愉快なのでそれも貼り付けておく。

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