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2018年03月11日07:39

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「東京アニメアワードフェスティバル2018」(その1)

3月9日(金)、10日(土)は池袋新文芸坐へ。
「東京アニメアワードフェスティバル2018」のコンペティション部門を鑑賞。
二日間で短編アニメ27本と長編3本を見た。
今年はアジアからの出品が多いようだ。中国、台湾、印度、ロシア、チェコ、アルゼンチン、ハンガリー、フランス、ベルギー、カナダ、ブラジル、アメリカ、デンマーク、そして日本。世界中から集まったアニメ。プロありアマチュアあり、プロダクション制作や学生の卒業制作ありで、レベルも内容も多様。それぞれを興味深く鑑賞した。
目新しい物としては、高齢者の認知症ものテーマが二作品。そして父親との絆を結ぶ話が五作品もあった。

それぞれの作品の監督も世界中から招待され、登壇して挨拶してくれる。観客もロビーで監督に簡単に話しかけることが出来るという恵まれた環境だ。
この素晴らしいイベントが、通しチケットたったの3000円で9〜12日まで文芸座で見放題だ。

しかし、観客の入りは少なく・・・ いや少ないなんてもんじゃない。哀しいほどだ。
はっきり言って製作当事者とスタッフと審査員しか会場に居ないのではないか? 私など通しチケットを買った貴重なお客の一人だったりする。
共催が東京都で豊島区が協賛しているというのに、これじゃ世界中から来てくれたお客さんに失礼だ。宣伝不足も甚だしい。

ともかく、お客が少ないおかげで私は五味洋子氏を簡単に見つけることが出来た。
(40年前に荻窪まで「黒コナン本」を買いに行ったとき、一回会っているかもしれないが)ほぼ初対面だ。
――やっと、やっとお話しできました。「フィルム24/1」のときからずっと読んできました。
厚かましい私のことなので初対面なのにお昼を一緒に食べたり、「アニメーションの宝箱」にサインをいただく約束までとりつける。

そういうわけで朝から夕方までアニメ三昧な一日だった。
家でアニメの感想を書こうとパンフレットを開いたら、これが読み応えあって3時間もかかった。
チケットを一枚買ってもこの立派なパンフが付いてくるので、大赤字だろこのイベントは?
それよりも何よりも、日本のアニメファンが世界のアニメに興味ないと知って泣けてくる。
(続く)
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