昨日は大和川の一斉清掃の日。多くの人々が清掃をされていた。
私ごときは「観察会」と称して月一回くらいしか見に来ないのであるが、毎月こういう活動をされている方々がおられることに、改めて感銘を受ける。
確かに、清掃活動をするには、倒木や枯れた植物がぼうぼうとした「原生自然状態」ではゴミ拾いもままならないだろう。
実際、集められたごみの量は凄まじいものだったし、自然に分解されないものが大半だった。
気に入っていたフィールドは整地されてしまったが、その上流部には、公園としてそれなりの植生が保全されている。
『里山』とは、人間の生業と、自然とがマッチングした風景である、と定義するなら、緑地公園もまた、そういうものであるし…むしろ全くの原生自然に任せるよりも、反って「多様性」が増す、という見解を拝見したことがある。
大和川という、都会を流れる川なればこそ、適正に人の手が入った自然、として、観ていくことが大事なんだろうな…と考えさせられた一日であった。
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