映画「レ・ミゼラブル」や、「X-MEN」シリーズで有名なヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画作品。
ミュージカル作品が好きな狸は、ワクワクしながら待ち構えていましたw
海外の批評家の評価が低いというところはわかります。
貧困層出身の主人公が、なりふり構わず成功を目指し名声や栄誉を勝ち取ったが、その代償に失いかけたものとは?
姿形や肌の色が違う…、そういう理由で社会から隔絶されていた人々が、表舞台に立つ機会を与えられて再び奮起しようと決心する。
LGBTや人種差別というテーマは、現代的かつ普遍的で考えさせられますね。
惜しむらくは、貧困や差別という作品が訴えたいところが、華やかな歌やパフォーマンスでかき消されている。
作品を見た後で、テーマが頭の中からすっかり無くなっていました。
観客の反応が良いというところもわかります。
作品冒頭のシーンは、まさに圧巻!
聞き応えのある楽曲の数々。
劇場の大画面で見る華やかなパフォーマンスは見ていて楽しい楽しい!
主人公の相棒フィリップと、一座の花形アンの恋愛が切なくて泣けた。
エンドロールが終わり、劇場に明かりがつくまで余韻に浸っていました…。
DVDが出てから家で鑑賞を…、なんて言わずに是非劇場で見てください。
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