日本の新聞は世界最低

昔のマイミクで、ホウムズという人が
「電力供給事情の逼迫」というタイトルで
日記をアップしていて、その中で日本経済新聞の
記事を引用している。

『東電、予備の発電所２基稼働できず　電力融通４日連続 』

「東京電力ホールディングスは26日、電力の不足時に使う予備の
火力発電所２基が不具合で稼働できなくなっていることを明らかにした。
容量は原子力発電所２基に相当する200万キロワット。
首都圏では26日も電力不足が続き、東電は４日連続で他の
電力会社から融通を受けた。
記録的な寒波による需要増に加え、供給側のトラブルも
電力需給逼迫の一因になっている。
不具合が起きたのは鹿島火力発電所６号機（茨城県）と
広野火力発電所４号機（福島県）。
いずれも石油を燃料とし、発電コストが高いため
平時は使っていない。寒波に備え１月中旬に稼働準備に
入ったところで問題が発生。
東電は原因を明らかにしておらず、復旧の見通しは立っていない。」

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26223720W8A120C1EA6000/

この人はよっぽどこの記事がうれしいらしく、
「「ゲンパツガー」「デンキハタリテルノニデンリョクガイシャがー」
と、声高に主張されて止まない、頗る付で進んだご意見のお歴々に、
記事にある1％単位の攻防に、原発の再稼働以上に有効な手立てが
あったら、是非ともお馬鹿なくそぢぢいのわｙたくしめに（原文のママ）
御教示賜りたいものでありますね」

と、反原発の人を煽って喜んでいる。

おかしいな、と思い、電力予報のサイトを見る。

でんき予報 - 東京電力
http://www.tepco.co.jp/forecast/index-j.html

20時の時点で「やや厳しい」。
原発の再稼働の必要性を訴えるには、
まだまだ、いや、ぜんぜん心配ない。

日本経済新聞は、産経、読売と同じ
原発推進新聞だ。
原発を動かしたくて仕方がないから
こういう記事を掲載するのだろう。
反面、福島の放射能汚染の記事など、絶対掲載しない。
ぜんぜんフェアではない。

ホウムズはひどい人間だ。
「是非ともお馬鹿なくそぢぢいのわｙたくしめに（原文のママ）
御教示賜りたいものでありますね」
と書いておきながら、軽蔑しきっている反原発サイドの意見など、
まったく聞く気がないのである。
単に挑発してうれしがっているだけ。最低の人間だ。

そもそも、日記で「ほしいＣＤが買えない」とこぼしている
貧乏人のホウムズ氏が
なぜ、経営者、投資家向けの日経紙など読んで洗脳されているのか。

「馬鹿なくそぢぢいのわｙたくしめ（原文のママ）」に
マイミクすらいないのは当然だ。
馬鹿につける薬はない。

日経新聞よりもっとひどいのは産経新聞だ。
この記事をぜひ読んでいただきたい。

『産経報道「米兵が救助」米軍が否定　昨年１２月沖縄自動車道多重事故』

「昨年１２月１日に沖縄自動車道を走行中の米海兵隊曹長の男性が、
意識不明の重体となった人身事故で、
産経新聞が「曹長は日本人運転手を救出した後に事故に遭った」
という内容の記事を掲載し、救出を報じない沖縄メディアを
「報道機関を名乗る資格はない」などと批判した。

しかし、米海兵隊は２９日までに「（曹長は）救助行為はしていない」と
本紙取材に回答し、県警も「救助の事実は確認されていない」としている。
産経記事の内容は米軍から否定された格好だ。
県警交通機動隊によると、産経新聞は事故後一度も同隊に取材していないという。
産経新聞は事実確認が不十分なまま、誤った情報に基づいて
沖縄メディアを批判した可能性が高い。
産経新聞の高木桂一那覇支局長は
「当時のしかるべき取材で得た情報に基づいて書いた」と答えた。」
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-655697.html?utm_content=buffer5a3e3&utm_medium=social&utm_source=twitter.com&utm_campaign=buffer

参考記事
「米軍関係者に救助された記憶はない」　当事者も産経報道を否定
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-658530.html

「多重事故で米兵重体　沖縄自動車道、車６台衝突」（最初の記事）
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-623620.html

これを読んで、本当に腹が立った。
産経新聞は安倍ファンクラブとか、極端に右寄りとか
いろいろ言われているが、そういうこと以前に、
「取材したことを正しく伝える」という、最低条件を
クリアしていない。
これで新聞と言えるのか。

「報道の自由度ランキング」で、日本は
72位で、Ｇ7で最低などと言われているが、
はっきりと、「世界最低」でいいのではないか。
報道機関だけでなく、読者もそれを自覚することが
必要だろう。

「電気が足りない」とか「米兵が日本人運転手を救出した」
などというフェイクニュースに一喜一憂しないよう、
気をつけたいものである。