(あくまでも結果的にであるが)前作が昭和の終わりに作られたものなら、この続編は平成の終わりに作られたものである。世紀を跨ぎ、宇宙を跨ぎ、愛と平和とロックンロールを叫ぶ。若返り、性を変えられても、目指すはロックスター! (つまり、三人一役×2)
戸川京子も尾崎紀世彦ももういないけれど、何とかなりそな気がする21世紀。井上順、夏木マリ、内田裕也、そして大勢のゲスト出演者(映画監督、マンガ家、蝮…(笑))によって賑やかに謳われるが、ご父君が自作のマンガによく「出演」していたのをなぞるかのように眞監督も本人役をたっぷりと演じてみせる。その手塚眞監督役を演じる手塚眞の横についているのは本物のスタッフではなく椿かおり(山田孝之の姉御)。
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